うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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音蔵 雅秀
乗り合いし 年増二人の喋ること 一時間半絶えることなし
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音蔵 雅秀
傷つける 殺める人の 大半は 俺が俺がの 成れの果てかな
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音蔵 雅秀
如何な身に生まれ出ずとも 人はみな 何か取り柄を有しおらぬや
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び わ
囲碁大会未熟なれども配慮して相手に失礼無きよう注意
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横井 信
カエル鳴く駅に降り立ちほっとする風の冷たい残業の夜
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痴光山
往き違ふ乙女の微笑み初夏を和ぐ 手に持つスマホの彼は知らずも
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夢花火
揺らめいた 陽炎目眩 足取られ 年老いたかと 少し微笑む
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音蔵 雅秀
シンクロし 双子のじゃんけん エンドレス？ 人の神秘は尽きる事無し
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音蔵 雅秀
今日もまた 毎度お馴染み 名調子 チリ紙交換 声走りゆく
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舞
緑葉も濡れて新たに五月雨のアイヌモシリにリラ萌える頃
7
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横井 信
水張り田に映る青空きらめいて五月の風は少し涼しい
7
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ななかまど
限りなき欲望のため振りまわす二酸化炭素という鉄槌
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音蔵 雅秀
よく見れば 姿様々見せおるに 緑一面 苔の美し
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音蔵 雅秀
苔生して 萌黄の階段 木漏れ日の 静寂つつむ古刹の境内
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音蔵 雅秀
誰にでも 唯一有限 命炎は 何にも増して尊ばるべき
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舞
いつ頃か母さしくれる傘をうつ音美しと知る時のある
9
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横井 信
田園のカエルの歌に耳すまし雨のあがった夜道を歩く
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只野ハル
先頭の車両で立って前を見る座り居眠り乗り越し予防
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痴光山
つゆ晴れ間朝練へ土手往く自転車の 高校生らにあくびするのも
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ななかまど
いたずらな初夏に吹く風枝先の葉をうらがえし若葉踊らす
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