うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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行中納言中将知師
夢あそべば千歳前もの唐土を 今の世はいまだ變はらざりける
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千映
ゴーヤ煮て苦みも元気の素になる元気がほしい処暑の夜に
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二厘
ほんとうは女優になりたいのだということにしている、ことにしている
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二厘
たましいのセキュアなところ いたことのない親友の名を思い出す
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藍子
通院の待ち合い室で困ることいつ呼ばれるかトイレも難し
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石川順一
お薬の使用期限は三年後まだまだ服用できると気付く
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詠み人知らず
赦すこと諦めと似た心持ち軽くなるよな哀しいような
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詠み人知らず
脈々と繋ぐ命と血縁の温かきこと今更に識る
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蔓葵
越えやすき関と聞こえし逢坂もいまはあらしの音ばかりして
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千映
長雨で萎えた心が元通り二三日要る 庭は待ってる
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夢士
預かりし小さき命や鶉の子二泊三日の線香花火
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滝川昌之
どう見ても不衛生だと昼間には思う屋台も宵闇くれば
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ラベンダー
お盆の夜 絢爛花火 余韻の音 御魂見送る 夏を背にして
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詠み人知らず
拡げれば夢にまで見たあの国へ行ったつもりの世界地図の
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詠み人知らず
しゃらしゃらと夏の思い出溶け出して氷菓子は静かに傾く
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さへき さうじん
歩をはやめ時にせかるる滝川の わけても修理に逢はむとぞ思ふ
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行中納言中将知師
亂れ世のしづ心をば探しつつ 劍 打ちながらいざ歌はばや
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安井シンゴ
博多には宿る星さえ見せぬ空なおも見上げて夏を見送る
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タケディオトドス
秋よ来い暑き夏嫌早くして寝苦しき夏至極迷惑
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中野美雄
波響動む海はらかけてさす朝日 靄籠るかなたの空に 在るのは何
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