うたの一覧
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舞
墓地にさえ時雨降るなり秋彼岸過ぎてぞひとの影もなきまま
13
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Akko
友人の 花嫁姿 をのこなら 何といわまし 眞心に
6
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Akko
かき混ぜる エスプレッソの香りの底に カルキの苦みの 沈みてをれり
6
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吉野 鮎
夏逝きて泉州茄子や瓜終はるぬか床冬眠鹽雪被り
17
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Akko
うたよめば 突然メモの 消えゆけけれど みそひともじにぞ みちおそはるる
2
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Akko
うたよめば ひかりとやみの たがひきて みのそこまでに ひえゆくかな
3
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吉野 鮎
新物のぬか床熟れ馴染むまで日ごと夜ごとにかきまわす技
16
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森川
へだたりに いぶせかる夜を かがなべてゑひさめざめと 秋のながめよ
7
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詠み人知らず
辻褄の合わぬ言葉を誤魔化して 君はその口きゅっと結べり
16
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詠み人知らず
撥水のスプレーかかる心には 上滑りする懐柔の言
8
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灰色猫
薬局の日々の笑顔と健康のキャッチコピーに応援されて
22
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石川順一
除湿機が朝から活躍して居ます少し改造洗面所かな
9
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詠み人知らず
女優帽そこのけそこのけモデルが通る溜池山王まるでランウェイ
4
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千映
床下に除湿剤いれ芋玉を越冬させる準備完了
11
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千映
捕りたてのサンマの刺身熱燗で呑めば五臓六腑に沁みる
16
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恣翁
時雨聞き 旅居の杯を重ねつつ 酢牡蠣に 箸を休めけるかな
16
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千野鶴子
窓を開け月が見えぬと呟いて酒器を片して早々眠る
5
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千野鶴子
見回せば花も紅葉もそこにあるうつむく君に教えたいけど
7
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千野鶴子
雨の中進む貴方を止めはしないただ一時の傘になれれば
5
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千野鶴子
どうか皆悪い夢など見ぬように眠れぬ夜を祈って過ごす
7
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