うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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花信
人と話すただそれだけのことだけで五感がふたたび世界を染めゆく
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花信
秋晴れの空ももはや額の中ビルに囲われしこの中庭
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花信
帰り際取りかえっこした腕時計わが肌にのみぬくもりを与う
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花信
エレベーターホールと病棟分け隔つガラス扉は三十八度線
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花信
天高く十六弦の音のぼりゆく知らぬ時代の景色を見せつつ
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くりわら
我捨てて頭足を削り挑むるも言靈弱き平成の世かな
5
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孫
最果ての地にて心を研ぎ澄ませば村との繋がりなほ深く感ずる
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massat
黙々と人なき森を歩み行けば理由なき感謝に胸満たさるる
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若鮫
秋去りて笑顏はここにあらねども瞼閉ぢればしかと息づく
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高橋翁
打つ手とめ色づき始めた源氏山に眺めて氣づくよき環境ぞ
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すみすみ
師の君の覺悟を決めよとふ御言葉に我が魂は奮ひ立ちたり
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すみすみ
おはやうと新しき仲間の声を聞き嬉しさこみ上ぐる朝のひととき
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メガネ
神代より伝へ来しこの和のうたは我らの世にも生きにけるなり
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メガネ
デザイナープログラマーもうたを詠む今の世もまたおもしろきかな
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はりい
着々と大きくなるお腹を愛でつつも産後にくびれもとに戻るか
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高橋翁
配置換え明日から始まる新体制に胸も高鳴り笑みもこぼれる
13
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花信
暁のひかりよそそげ つゆしげき野を背に倒るるわたしに命を
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花信
てんじょうのたかきことにふと安心すわがたましいは何を望んだ
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花信
伝わって来るよ君の緊張が 背に隠し重ねた二人の手
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花信
歩道橋をわたりきらせてくれないの金色の空にたゆたう雲雲
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