うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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浅草大将
その種も人の心と鳴神の脳髄に移すよろづ言の葉
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只野ハル
一年が終わってしまう あの言葉口にできずに また年を越す
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ぷよよん
今夜ただ求める雌の姿して君に溶けたき不埒なわたし
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ぷよよん
体だけ求められるの残酷でいっそ貴男と他人がいいよ
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ぷよよん
ゼブラゾーンしろしろしろと闊歩する小さな祈りつまさきにのせ
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芯平
木工用ボンドのように固まれば澄みたる心根でありたい
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芯平
一瞬の歌なればこそ言えることありて詠みたる 君に幸あれ
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芯平
画素数ゼロで写した思い出なら印刷せずにどこかにしまう
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ぷよよん
音もなく重ねられゆく雪の花あなたに積もる白になりたい
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ぷよよん
ただひとり真白き雪の壁にたち無音の世界吸い込まれゆく
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紫苑
靉光の眼の前に立ち尽くす砂漠にひとり虚空にひとり
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ふみまろ
マイミクが一人減ってる 元カノだ いいよ優しくしてもらえてるなら
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ふみまろ
執らはれし日々のみ多き年の瀬にぼんぐぼんぐと響く音のあり
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猿ノ丞狂介
竜田川千早に振られ里帰り豆腐の白に水くくるとは
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栞
できちゃったとつぶやくきみはまだうすいお腹を撫でる母の目をして
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栞
薄鈍の空から落ちるぼたん雪睫に乗せてごめんとつぶやく
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栞
冬の夜に白く揺らめく沈黙がうれしく二人交互に息吐く
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卯月
南極の氷ぷちぷち溶けてゆくグラスの中の千年の夢
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詠み人知らず
今日の昼何作ろうかと迷います父と子どもに感謝しつつも
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山本克夫
揺れ 揺れ 揺れ 軋み始めた星にゆるやかな感情の羽根をもとめる
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