うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
灼熱の胃液でできたコールタール 記憶の君を投げ入れ汚す
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詠み人知らず
乗り出してペンギンを見て笑う君 そんな背中を見て笑う僕
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詠み人知らず
落ち葉踏み歩く小路に雪は降り 君が隣に居たらいいのに
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芯平
コーヒーのロング缶だけで台無しという女子高生 恐ろし
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芯平
ひとの世ははぢとはぢとが連なって真ん中ないから己を生きろ
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卯月
太陽はマントを脱がせ旅人を暖めました焼けて死ぬまで
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文月郁葉
さみしさと手をとりあって北風とさざんかさざんか歌いつつ行く
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文月郁葉
方代がゆられてかえる右左口の夜風に歌う草のざざざざ
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緋深
アラフォーはちょっと前まで負け犬と呼ばれてたことを忘れてません
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リンダ
温もりを分けあう二人眠り落つ絡める足がジンジン冷える
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東大寺
秘境駅 一日二本の 列車だけ 味わえるのは 大いなる孤独
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リンダ
薄雲に寝転がった三日月よ今宵あなたは誰と過ごすの
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斉藤沙魚
同胞を切り倒されし街路樹よ明日コンビニで立て篭もろうぞ
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只野ハル
旧作の 拍手ゼロにも 一拍手 見つけて頂き 嬉し懐かし
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諏訪真
師も走る師走の最中我が様は青さが故に余裕残りて
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茶柱大福
空青く 隅々までも 空青く 天空に雲 ただひとつあり
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未芳
ゼロの訳無いでしょ此処まできたのよとは言わず手を握りさえせず
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未芳
強引なくらいがいいと言ったのは私のせいにしたくないから
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未芳
声だけでああ あっけなくおもい出す 大好きだったってことの全て
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京都次郎
数年で 鋭利になりし 狭窄を ゆつたり馴らして ふくよかならさむ
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