うたの一覧
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山本克夫
あかねさすムラサキの髪のばーさんがイノベイターと正体を明かす
1
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山本克夫
それぞれに嬉しいよね悲しいよね楽しいよね寂しいよね繰り返しよね
1
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那珂由比
訪れる全てのひとを慰めた娼館の母の名前はジーン
7
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那珂由比
この薬指を濡らして黒髪に隠れた君の耳へと辿る
2
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詠み人知らず
ただ恋し恋しと腕に飛び込まん 幼子でよし 君の前では
3
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詠み人知らず
ネギを切る手を止め君がつぶやいた つかれちゃった に潛む危うさ
3
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紫苑
自裁せし友を偲びて書かれたるブログを読みて黙し祈りぬ
4
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詠み人知らず
春の月 目を細めつつ 口ずさむ 花王石鹸よい石鹸 か
1
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詠み人知らず
春ぞ来ぬ そぞろ歩きの お嬢さん エメロンですと声掛けようか
1
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るち
肯定を求めてやまぬ僕の手を握ってくれたあなたに幸を
7
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ほとり
細胞のひとつひとつをすみやかに正しい水でみたしてほしい
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詠み人知らず
告白に すする鼻水 潤みの目 花粉のせゐか 嬉しいからか
0
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公子
夜のバス車窓に映る行き先が曰くありげに見える午後九時
5
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笑能子
ガーベラの頭を垂れて静かなる只ひと時を味わう如く
2
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公子
横顔を見せてつぶやく唇の思わせぶりに知らんぷりする
2
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諏訪真
死にかけた山々の声行き渡る この身にさえもようやく届き
4
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諏訪真
踏み込めば二度と戻れる気がしない 夢の中だけ横たわる闇
1
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諏訪真
部屋の隅 箪笥の隙間 床の下 今でもそこに 感じる気配
1
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諏訪真
不足する水を脇目に水遊び 思い返せば馬鹿な事をと
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しょこら
五箇村の進むべき道示しつつ父は地元で無理せず生きる
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