うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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やすむ
なかよしのアンドロイドがほろほろと愚痴ばっかこぼす明るいきのう
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やすむ
君思い世界一周盗んできたよ両手いっぱい日曜の朝
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やすむ
窓を拭く高さで見える赤い陽がテクノロジーにかきけされても
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赤橙黄緑
チクタクと規則正しい間隔でわたしのいのちも刻まれてゆく
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紫苑
その枝を離れてのちも吾にのこる片仮名の名を忘れ去りたし
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紫苑
われと我が罪赦せぬは傲慢と諭されしかどこころ戻れず
3
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山本克夫
ぽっかりとあいた風穴の修復に忙しいみたいな土木作業員
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山本克夫
雨上がりの匂いは濃くなってわたしの鼻に触れてくる夏
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山本克夫
泣きながら似顔絵描きがあのひとの笑顔を描く白い画用紙
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山本克夫
一瞬にひるがえる君のスカートの襞が僕を切り付ける凶器
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山本克夫
いま隙間から落ちて手の届かないすみれ色の思いを救って
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やすむ
顔を見てちゃんと謝るくらいならタイムマシーン作る方が楽勝
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詩月恵
雨のなか あの子がずっと追いかけたサッカーボールになりたかったの
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羽
明日の朝天気予報がはずれても駈け出す覚悟はできているかい？
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羽
ひたひたと記憶の底を歩く人 足裏白く闇に浮き立つ
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詠み人知らず
まもるべきものの重さに耐えかねてたまに折れたくなる時がある
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只野ハル
なりたくない自分になってゆくのを止めようとする自分を見つめる
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只野ハル
ムカツキやイラツキは内より湧くものと知りつつ抑えきれぬとき
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只野ハル
新しい流れに乗れず馴染めずオールドタイプは取り残されて
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只野ハル
前に会った事何度も思い出して次の約束できないでいる
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