うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
悲しくて胸塞がるも 空腹に 罪悪感じつ 夕餉食みてき
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詠み人知らず
胸騒ぎぬ 思ひ出の香の沈丁花 弁のこぼれぬる 如月の夢に
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つちだゆういち
常しえに涙に暮れて人生は酸いも甘いも流れて消えよ
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葱りんと
才能の ある人妬む 狭量を どうにかしたいと 思えばプラス
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石川順一
ベトナムは余りに遠しハノイとかフエとかベトナム戦争なども
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へし切
「ありがたい」そうあることが難しい だから素直に感謝の気持ち
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千野鶴子
春近しぬるい水底泳ぐよな青さと暗さの夕方六時
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夕夏
そうだそうだとどういしてぐんしゅうしんりたくみにかじをとるやから
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千野鶴子
部屋干しで１日くらいで乾くにはまだ暖かさが足りない２月
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深谷真雪
今更に知る言の葉のむずかしさ迷路に沈みかけて「詠むとは 」
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深谷真雪
挑戦の結果奮わず猛者たちの言の葉いかに巧みかを知る
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詠み人知らず
生きている作者の扱いややこしい黙っていないし勝手に動く
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詠み人知らず
無いものをねだりにいっていくうちに欲しかったものはついたり消えたり
7
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夏恋
バナナとはまるごと口に詰め込んで十キロ走る為のエネルギー
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石川順一
必着と消印有効悩ましく明治神宮献詠歌かな
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コタロー
朝一番ゴミ蒐集車がやつて來て「オーライオーライ」大きな聲で
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コタロー
冬晴の洗濯物を干す家に青空青をもつて答へる
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詠み人知らず
帰りみち靴音ふたり重なりて振り向く先に昨日の己
7
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工藤吉生
安いから買ってきたのに深みあるコクやらキレを誇るコーヒー
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舞
吊り革に手とどかさんと子供らの伸ばす命の羨ましくてあり
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