うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
人里に猿やイノシシ現れぬ森の恵みの枯れし冬かな
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みずたけ
メダカ取り蛍眺めたあの川は素晴らしきものと郷離れ知る
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ぴゃー
陽だまりに落ちた昨日の惨劇もこのまま谷底を温めるの
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詠み人知らず
三角に四角に丸と墨で描く仙厓の説く不立文字ぞ
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浅草大将
春来ぬと聞けば色香もひさかたのあめに甘きの匂ふから梅
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ゆり
店先のサクラソウ咲き風ぬるく商店街もほほをゆるめて
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詠み人知らず
カタツムリ歩みの遅きそのゆえに棲める地も種もさまざまになり
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詠み人知らず
谷底に寄り添うような家々の 屋根の下にはそれぞれの湯気
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詠み人知らず
キマイラの匂いを放つ歌のあり 「欲しいよぉぉ」と歯ぎしりの音
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浅草大将
咲くを聞けどむなし空しもくれなゐの色のみ匂ふ梅のひと花
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ヤブ
割れガラス川を転がり丸くなるロックンロールロックンロール
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都詩
二週間見ぬ間に緑萌え出して山輝けりハワイの冬に
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ながさき
雉が啼く 久方ぶりに 声を聴く 季節は変わり 生命は動く
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やひろ
見上ぐれば春の三日月 猫笑う 白ゐ吐息も映ゆる 紺色
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詠み人知らず
山頂で未明の雲海ながめてる その光景をテレビで見てる
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秋日好
金魚二尾色素の抜けた白魚と赤が向き合い水面に浮かぶ
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へし切
春を待つ夕暮れ淋し冬の空こころもしのに沈みゆくかな
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河のほとり
さもなくは春とも知らぬ山里の垣根に梅の花咲きにけり
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葱りんと
私は毎日何をしているのだろ こうして老けてく こうして生きてく
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りゅーさん
あの歌の結びは月に盗まれたそれすら盗む月のあざとさ
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