うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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コタロー
早朝の狹き裏道てくてくと猫が横斷二度も見るなり
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コタロー
家々の隙間ガタガタ音立てて貨物列車が遠く過ぎ去る
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コタロー
雨上がり泥に汚れた重機たち星空眺め明日に備へる
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舞
戯れに吾に触れては散ってゆく桜ひと片北国の春
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蔓葵
人知れず庭のすみれの花二つみつよついつつむらさきに咲く
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恣翁
被災地の天穹 未だ明ければ 虚の 白き裏を思はす
15
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詠み人知らず
恥なんて掻き捨てりゃいい 人生は短いのだから楽しまなきゃ損！
8
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詠み人知らず
他と異に歌の良さにて心惹く ミステリアスなる歌人蝉丸
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夢士
感性で付けられし名は数あれど継子の尻を拭うとは妙
15
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北窓
ちぐはぐな花を選んでしまつたと雨の墓前で苦笑ひして
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詠み人知らず
突然にカラスが低空飛行してうちの柴犬めっちゃビビった
4
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石川順一
アンソロジー英語の詩ばかり載つて居る朗読すれば英国紳士？
12
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幸子
共時性それも負のもの幾たびも手変え品変え彼をおそひぬ
6
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石川順一
天井の高き家屋で大きめのカートが進みジャンボな品々
5
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ななかまど
雨の朝ケヤキの雨滴切れ目なく傘に受ければ梅雨の音する
5
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藍子
もうこれで十分だよね闘いは疲れて俵万智を紐解く
11
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コタロー
一人居の寂しさ募る五月雨の小夜は蜘蛛さへ友と思はん
7
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コタロー
やじろべゑバランスとれぬ我が心ゆらゆら搖れて歌を詠みたる
5
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コタロー
寂しさが顏や姿に現れる正直なりし雨の飼ひ犬
5
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煩悩
こどもの日こどものいない心の闇を癒やすがごとく産まれるパンダ
5
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