うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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茂作
裏庭の犬ころ草の穗に出でて となりの女主人いまだ歸らず
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茶色
名残惜し花火師の粋見届けて大輪の花咲く夜の秋
2
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横井 信
台風のじっとしている今日もまた夏の終わりの遠いカミナリ
11
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仙人の弟子
今宵また 鈴虫の声 聞きながら 眠りに落ちる 穏やかな夜
7
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茶色
アスファルト押しのけて咲く草花に勇気をもらいまた歩き出す
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茶色
余りある時間を上手く使えずに不完全燃焼負の連鎖かな
1
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Aquarius
軽々と余計なものは持たぬ主義水やお米や義理やしがらみ
2
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笹舟
朝顔の萎む帰り路なお遠く 風は潤みて夕立近し
6
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ななかまど
蜜蜂を執拗に追う雀蜂門外漢にわれは見ており
12
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茶色
亡き父の伊勢湾台風体験記連なる言葉情景浮かぶ
1
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舞
地図に無い街を探して少年は時果て気づく夕焼けの空
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Aquarius
新聞の勧誘来たる久しぶりネットの時代需要あるのか
1
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茂作
掛け軸を涼しき風の動かして 瀧の飛沫の散るかとぞ思ふ
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び わ
ネコジャラシエノコログサの俗称で風と戯れいよいよ秋か
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秋日好
通り雨来るまでと決め鋏持ち曇りのままで暮れなずむまで
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音蔵 雅秀
ふと消えし言の葉求め 出遭えるは 稀有なことなり 叫びたきほど
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横井 信
カミナリの夜中の雨のあと残る駅のホームで待つ秋の風
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ななかまど
雨はらむ雲たれこめて風よべば異常降水日常となる
11
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トウジさん
秋茜ぬしは何処へ来過ぐかな淀んだ町はまだ湿る風
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ガビー
レコードに針を落とせば歌ごとに 今と過去とが繋がる不思議
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