うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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音蔵 雅秀
後ろへは戻れぬ人生 川に似て せせらぎ大河 様々なれど
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音蔵 雅秀
珍しや 白と黒とが舞い競う 紋白ひらひら 黒揚羽ひらり
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音蔵 雅秀
ふと揺らぐ想いに言の葉 纏わせて 紡ぎ紡ぎて 今日も歌詠む
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音蔵 雅秀
乳白の 気づけば青空白雲に 今日も雨無し 空梅雨の日々
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音蔵 雅秀
チッチッと スズメよく鳴き 今日もまた 平穏無事で ありがたきかな
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詠み人知らず
暑すぎて耐へきれぬらし息絶えそう衣を干すとすぐに乾くわ
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横井 信
文字を追う力の尽きてクーラーをちょっと強める暑いいち日
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兎桃
梅雨半ば午睡をするも寝苦しく築地の溝の草削りをり
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海野 冬雪
山脈を越えゆく雲や渡る雲 思い立ったらすぐにやれ
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詠み人知らず
峠みち いそげど先は 雨と風 花思えども 我みかえさず
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ななかまど
ケチャップの眼と口もとが笑いおり朝のあたたかきオムレツの顔
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音蔵 雅秀
折々を 彩り飾り 連綿と 今世につづく扇子の文化
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音蔵 雅秀
虫の音や 短冊揺れて涼やかに 色華やかな 江戸風鈴啼く
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音蔵 雅秀
末古刀 刀文浮き立ち艶めかし 鍛冶の魂 込めし一振り
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音蔵 雅秀
新技術生み出す力と 高品質の 製品化とは 異次元世界
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音蔵 雅秀
部屋を出ず 何するでなく過ごせども 時は過ぎゆく 残り火細まり
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天野まどか
透きとおる日差しを浴びて初夏の木立の影を踏みて行きたり
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天野まどか
過ぎし日の傷はちくちく疼きだしナイフのごとき月影の夜
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舞
紫陽花に降るさみだれは美しの言葉ささやく調べのように
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び わ
白湯飲む家内の気持ちじんわりと今日一日の元気の元に
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