うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
意地を張る自分が素直になるだけで今日はなんだか世界が優しい
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ちゃー
ほろほろと落ちる涙に鼻水も かわいくなんて泣けないもんね
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詠み人知らず
楠木がサワサワ笑う秋風にくすぐられたのだろう夢現聴く
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かなこってぃ
埋めるのはロックンロールタイムズと風とロックの間か空か
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浅草大将
いかにして働く者の熱き血で世を結ばなむ花の輪にこそ
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ちゃー
なにものもいつか「終わり」を迎えるの だから愛しい 「今日」という日が
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さまよいくらげ
近ごろは誰も訪ねてこないから迷惑メールも読んでしまうよ
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谷川めぐむ
騒ぎだす想いが乱闘しはじめて 収拾つかず警察が来た
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かなこってぃ
距離を置く ドーナツ型に切り抜いた穴の部分にこの身を隠す
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リンダ
魚になり泳ぎ疲れて泥のなか左を下に眠る群れあり
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詠み人知らず
虚無僧を殺し誰かのたそがれをあなたに 雪の混沌を見て
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田中ましろ
にんげんのからだは生きているかぎりいつかは浮かぶようにできてる
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村木美月
今朝もまた駐輪場の端っこで猫と目が合う「おはよう、待った？」
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ほたる
太古から恋は病と恐れられ そうね、わたしは病気なんです
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リンダ
失ったものはどうして美しい二人見上げた虹と石ころ
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四季野 遊
無機質な壁に静かの絵を掛けて訪ぬる人を迎えんと思う
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四季野 遊
秋されば槻の葉陰に虫の音を悲しく聞くは亜の胸の内
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水葉
お疲れと煮込む臓物つまみにし友と語らい酌み交わしたる
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影待みつる
幸せの形が見たくば猫を見よ 「の」の字となって眠りおりけり
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四季野 遊
くたびれた椅子の古さをゴブランの薔薇が庇いて西日を受ける
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