うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
夏休みラジオ体操に集いくる皆への麦茶私の日課
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詠み人知らず
見上ぐれば烏城天守に名君の歴史に刻む慈愛と訓え
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石川順一
整理され時に困ったこともありあれどここれどこ却って不便
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詠み人知らず
友なりと群れてその実密めきて悪口ぞ吐く輩は躱す
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詠み人知らず
ツユクサの青花使ひ下絵描く京友禅の和柄の精緻さ
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詠み人知らず
横文字とカタカナ多い街歩きすでにもう私対象外かも
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横井 信
雲多き朝に生まれたクマゼミと電車を待ったホームの日の出
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夢士
文月を締め括りしや天体ショー子らに聞きつつアカボシを追う
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夢士
連れられて野原走りし蜻蛉取り遠き思ひで麦わら帽子
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夕夏
せんねんのときをへだててかわらぬはせんないこととおもいいたりぬ
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滝川昌之
海水浴テントベースがトレンドで肩身の狭いビーチパラソル
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神田央子
黎明の色を含みて濃く匂ふ青きトマトに齒をあてし日よ
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恋葉
ケラケラと笑っている。私が。鏡像は少しも笑っていないのに
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恋葉
轢死した猫を風呂場で解していると指先に小さな猫が群がった
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恋葉
捨てられた藁人形が神木の木の下闇でおしゃべりしてる
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恋葉
リスカするにいちゃん何故か血は出ずに上司が覚えのない怪我をする
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恋葉
ちょっとトイレにと言って席を外した先生のミイラが翌日ブラジルで発見された
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ななかまど
鳶の王なつ空まるく切りとりて窓いっぱいに泡沫の涼
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詠み人知らず
強烈に ごじゃらっぱ なのだ皆様の分かる事こそ 判らないのだ
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詠み人知らず
見上げれば 切ない青が輝いて 私以外を照らしているか
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