うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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舞
逝くひとと共に歩みて見る景色今日うす墨の夕焼けの空
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び わ
ありがたいエーアイの碁が吾指導あたかも人の手ほどきのごと
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詠み人知らず
解釈は人によりけり 真の意は ただ詠み人の心の空に
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詠み人知らず
めいっぱい袋に詰むる信玄餅 墓参の折に楽しみけらし
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横井 信
コスモスの揺れる丘から見下ろした陽射しを掬う黄金の大地
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恣翁
秋萩にうづめられぬる甃 昼すら 虫の音 乱れて聞こゆ
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ななかまど
さまざまな秋の初もの出まわりて横綱たるは今年米かな
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詠み人知らず
ひとくさり己が人生ぶちまけてバス降りていく主婦ふたり連れ
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天鳥
頑固だねああ頑固だよにらみ合うピーッとやかんの音に休戦
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詠み人知らず
店頭の長い袋で傘包みパンの値下げを待つ十九時半
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煩悩
ありふれた恋に旗ふる厚着してスカイツリーの展望台から
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夏夜
吐く息の白さも際立つ空の下見上げる先の赤き実に秋の訪れを感じつつ
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工藤吉生
脱ぎ捨てた靴下ふたつの距離感を眺めていれば鳩時計鳴く
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舞
紅しらぬその口元のいつの日か捧ぐ男の子のあるぞ羨ましく
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ぽじ
部屋のすみペットボトルがよこたわり私につげるだらしないよと
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詠み人知らず
漕ぎ出でて 荒き波間に肝嘗むれば あらぬ方より助け舟の来
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詠み人知らず
好物を次々選りて楽しみつ 他人の奢りと憚りもせで
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夢士
混雑の電車に起こる笑い声鹿がぶつかりダイヤの乱れ
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葱りんと
無い頭 使った後の ストレッチ 言葉で遊ぶ 組み合わせパズル
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葱りんと
草花を 愛する前に 寒くなり 歌詠む前に 敷居が高い
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