うたの一覧
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沙羅
中洲には葦の葉ずれの音さやか千種の川は豊かに流る
9
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詠み人知らず
蚊遣火の燻ゆる命の螺旋状逃れられない恋を悔いては
7
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沙羅
可愛くて愚かなるものオトコとはだから笑って許してあげる
5
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やながわ亜弥。
泡沫に流れる夜では ゆめうつつ漆黒の闇 閃光に期す
5
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杏子
篭もりたる 梅雨湿り気 吹き飛ばす辛みでシャキッと今夜はカレー
3
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でくのぼう
山里に恥ぢらふ娘子薄紅の彩に染まりし初戀の季
15
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やながわ亜弥。
松騒ぎ とうに入らば 霧つつみ千々に散れども 画も流れゆけ
2
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光源氏
白南風は一切無情の門に吹きただやるせなきほととぎす鳴く
11
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光源氏
草枕旅寢に聞こゆる瀧の音いとまなき瀬にはやむ思ひよ
14
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有為
みぞろとて雨のかほなる道風の蛙とぶとふ夢のはるけき
12
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光源氏
波の上にただよふ花をながむれど心の傷はをさまらぬものを
19
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光源氏
ひそやかに鳰の海邊で風聞かば行く瀬にうつる有り明けの月
16
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伊藤透雪
優しさに依りたくなりつつ自制して 不安と期待の入り交じるは何?
2
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光源氏
さみだれに心つらぬく月待てどただ南吹き思ひまさりし
19
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やながわ亜弥。
もどれないことはことはととわねども生命 耐性 抗体 きたい。
3
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杏子
密林を分け入る如くアイフォンの煩雑回路に 行きつ戻りつ
5
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やながわ亜弥。
野にいって交わる今を音に聞きためしかえしてねもいきをする
3
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杏子
うたのわに詠めることの幸せよ想い溢るる 言葉溢るる
8
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悠々
六月の雲踏む足の裏痒し新しき靴の旅を夢見む
29
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あらやしき
パラダイス夜の帷も照明だ蛍の光テクノミックス
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