うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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つゆふみ
太古の地 氷に変えた隕石を凌ぐ悪五十四（よん）もある島
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ＫＥＮ
くちづけた 乳首のやうに ほの紅く ふふむ蕾を 濡らす雨かな
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芳立
ゆくすゑの霞むばかりの春の日に世とふを知らぬ若人おごれ
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磯山武士
湧き出ずる井戸の水音耳にして入る宮居に寒椿咲く
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磯山武士
春なれど枯れし野菊の花の立つ彼岸の明けの墓をながめて
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横井 信
さくら咲く散歩道へと思い馳せゆっくり眠る週末は雨
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詠み人知らず
難題は上書きされて日々変わる哀しい事は（笑）に変換
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つばす
虫いずる時に合わせてつばくろが桜と競い川面に遊ぶ
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コタロー
一瞬の華に戀する僕たちは花を愛でつつ生きたる證
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コタロー
滿開の花を見ながらウォーキング屋臺に惹かれあちこち食べる
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コタロー
櫻咲く池を悠々鯉泳ぐ龜はプカプカ浮かんでをりぬ
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松本直哉
「しつかりと」ばかりいはれて生きてきた男といふ名の罰ゲームだつた
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コタロー
花見客どこのシートも盛り上がり櫻の花に子供はダンス
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ななかまど
大仏の眼の届くさき波光る鎌倉アルプス衝立にして
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松本直哉
すり鉢の底までたどるくらがりの巡礼の年ダンテを読んで
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び わ
難解で記憶するのも難渋すえんやこらさと簿記の勉強
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舞
お弁当の数かぞえたらイチローも吾れには勝てず？感謝！カミさん
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松本直哉
幾歳月こえさりゆかば原子炉の消えなむ国ぞ今日もなゐふる
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灰色猫
いくつもの罪を重ねて生きてきた少年兵の涙のように
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横井 信
切り株に寄り添い草は揺れている枯れてしまった桜と知らず
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