うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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笑能子
苦も楽も己の屈折作用にて反転鏡像直ぐ其処にあり
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舞
子を連れし若母清げ幼さなき日吾れを負う母かくの如くに
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高島津 諦
君がもしそれを蜜だというのなら私はいつでも花に変わろう
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由良
温かい人達との出逢いこそが 生きる意味を教えてくれる
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紫草
三陸の港町には灯りなく 人なき夜を碧く泣く月
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せいか
喉元にからみつくよな白い雨「茨木のり子」の詩集をひらく
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浅草大将
我が流す涙の数をきくなればおのが身の上の露をかぞへよ
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芳立
ギリシャよりからきを渡る高麗つるぎわれにあらなむ債務不履行ボタン
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逢
忘れなきゃすすめないって言うけれどすすんでいればいつか忘れる
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西村 由佳里
秋風に 金木犀の 香り満ち 心に浮かぶ 橙の花
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みやこうまし
雨だれのひつきりなしに窓伝いつるつる踊り詩などさそう
9
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黒田
這ひ歩く虫々のやう制服のリボンを外し生くる日々なり
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黒田
スカートの見知らぬ皺は量り売りしていた春の、多分きずあと
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ゆみうさ
すすき野の穂先の透ける夕暮れの夢のようなり少女の頃は
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恣翁
商店の 巻かれし日除け 往来の 水たまりにぞ 寒く映れる
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詠み人知らず
すだちの木、丸坊主ナリ。あおむしが赤子に見えて駆除できなんだ
13
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詠み人知らず
ピリオドは打たないでおく熟成が進んだ頃に味わうために
9
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詠み人知らず
目にかかる前髪巻き毛が可愛くてはさみ入れれずフと吹きとばす
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詠み人知らず
「ケータイやテレビがないのもいいかも（泣）」て！ナイチンゲールの卵と文通
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みなま
鮮やかに粧いを増す女郎蜘蛛絡め捕らえし恋を喰らいて
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