うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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千映
バチという見えないけれど怖い物心に留め当たらずに済む
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ななかまど
春節の雨が枯野をぬらすとき昭和の冬に戻りたくなる
14
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名鈴
鄙離る 泥土の茅原に 大城の 幻を見しか 家康決す
14
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舞
下の子の手引いて急ぐ母のあと姉つまずくも気丈追いかけ
3
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ＫＥＮ
またひとつ あらたまの春數珠にたし 辿る遍路に巡る梅の香
2
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横井 信
雨音にめぐる言葉は言いすぎた昨夜の声が冷たく響く
16
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舞
神やしろ打つかしわ手の新珠の新し年の幸を願いて
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舞
白鳥の声ははるかに 白神に臨める村の冬のひとり夜
2
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燃えない薪
願わくば 我が身をかけよ 都鳥 己が羽の 行ける先まで
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ななかまど
切り干しの大根の湯げ香るとき死ぬこと少し遠きことなり
15
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へし切
冬なれば ハットを被りダンディーに 老いをお洒落に 老いを楽しく
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名鈴
君我を 知り尽くしたると 侮るが 我こそ君の 底まで覚れ
13
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舞
いつ頃か母の教えし折り鶴の折り方忘る親不孝者
5
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横井 信
ため息のかけらを集めにじんでる曇りガラスの向こうのひかり
20
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里香
汚れはて誓い破った私さえ救うことができるお方は
5
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夏深
能登は今打ち寄せる波激しかろ古の人住みにし里は
6
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源 漫
鳴く雛つかれて町へながむれば鉄なる森にあらむか己が巣
3
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コタロー
白き息吐きつつ無言のランナーが無言のままに小さくなりぬ
16
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里香
味わいは人それぞれだ この人生 酸いも甘いも深い彩り
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名鈴
様様に 言ひ伝へらる 花や木を 目近く見たし 君と掻い連ね
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