うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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石川順一
フルグラを食べ終わりたり蛹見る黄緑色がまだまだまぶしい
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西村 由佳里
地面にも空にも木にも白はあり諭しているよう誠であれと
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中野美雄
海鳴の轟きやまぬ切り岸の小判草揺るる黄金色の風
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千映
雨後の花生き生きとして空仰ぐ花の保護者の吾も負けない
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tasuku
名も知らぬ石垣掻き分け咲きし花生命力に驚かされぬ
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千映
鉢植えのカーネーションの育て方今年は上手くとネットで検索
7
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コタロー
色附ゐたお花畑を散歩する赤青黄緑家は遠のく
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コタロー
蒲公英の絮が大空飛んでゆく風に任せてそれぞれの地へ
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詠み人知らず
ゆく夏のつとに朝日の束の間は 富士の高嶺も赤く染まらむ
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新座の迷い人
苺苗 プランターに植え 花が咲き 実を夢に見て 妻のおやつに
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吉野 鮎
廻廊を上りて拜す觀世音泊瀬の峽の目に沁む緑蔭
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吉野 鮎
きみと子とこの廻廊をのぼりし日初瀬の峽はひぐらしに暮れ
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吉野 鮎
廻廊の脇の斜面に盛り咲く百花の牡丹その香に噎せて
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吉野 鮎
しどけなく開ききりたる牡丹花のいろ五月雨にうたれ褪せゆく
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灰色猫
数万の時を渡って刻まれた叡智はヘリさえ神様にする
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石川順一
親指と人差し指の谷間蚊刺す液体蚊取りのスイッチを押す
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沙久
初つばめ つつつと人を 斬って飛べ 誰も咎めぬ 君は自由だ
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コーヤ
香り立つ匂いに誘われ行き着けば語らい笑う緋赤の躑躅
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コーヤ
初夏の陽に眩しくひかる野のこみち緋赤に燃える躑躅広がる
18
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詠み人知らず
初つばめ つつつと人を 斬って 飛べ
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