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 詠み人知らず
				
		カーテンの綾が曙光に透けるころ直線描きし心拍モニター
		18
				
					詠み人知らず
				
		カーテンの綾が曙光に透けるころ直線描きし心拍モニター
		18
		 
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	 赤石仙人
				
		白球を追つたコートは今はなく木立の影に往時を偲ぶ
		5
				
					赤石仙人
				
		白球を追つたコートは今はなく木立の影に往時を偲ぶ
		5
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	 赤石仙人
				
		故郷の山青くして水清し都の塵を洗ひ流さむ
		3
				
					赤石仙人
				
		故郷の山青くして水清し都の塵を洗ひ流さむ
		3
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	 詠み人知らず
				
		流れ逝く空木の紅を掬いなば 夏の光の零れ煌く
		21
				
					詠み人知らず
				
		流れ逝く空木の紅を掬いなば 夏の光の零れ煌く
		21
		 
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	 詠み人知らず
				
		神御座す幽谷深く分け入りて 罰当たりめが岩魚と遊ぶ
		10
				
					詠み人知らず
				
		神御座す幽谷深く分け入りて 罰当たりめが岩魚と遊ぶ
		10
		 
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	 詠み人知らず
				
		忘れいし記憶解くかこの歌は 我が心根に響き揺さぶる
		11
				
					詠み人知らず
				
		忘れいし記憶解くかこの歌は 我が心根に響き揺さぶる
		11
		 
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	 KEN
				
		しのぶ山月無き夜半の黒翳に染みる鳥の音何を求むや
		13
				
					KEN
				
		しのぶ山月無き夜半の黒翳に染みる鳥の音何を求むや
		13
		 
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	 柏木 月
				
		失って改めて知る偉大さを貴女の娘であってよかった
		12
				
					柏木 月
				
		失って改めて知る偉大さを貴女の娘であってよかった
		12
		 
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	 詠み人知らず
				
		古里の風の匂いを嗅ぎし朝 駅に立ちしが路銀算えて
		11
				
					詠み人知らず
				
		古里の風の匂いを嗅ぎし朝 駅に立ちしが路銀算えて
		11
		 
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	 詠み人知らず
				
		月煌々渡る三つ瀬の泡沫に 夢と消え逝く現世のこと
		12
				
					詠み人知らず
				
		月煌々渡る三つ瀬の泡沫に 夢と消え逝く現世のこと
		12
		 
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	 詠み人知らず
				
		夢ひとつ悔いひとつだに捨てきれず さらぼうて猶そに縋りしか
		11
				
					詠み人知らず
				
		夢ひとつ悔いひとつだに捨てきれず さらぼうて猶そに縋りしか
		11
		 
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	 KEN
				
		草骸螢燈となるいにしへの傳へを糧に老いのぬかるみ
		10
				
					KEN
				
		草骸螢燈となるいにしへの傳へを糧に老いのぬかるみ
		10
		 
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	 詠み人知らず
				
		己が首とらせ給ひし血潮笛 いまだ嵐の梢にや哭く
		6
				
					詠み人知らず
				
		己が首とらせ給ひし血潮笛 いまだ嵐の梢にや哭く
		6
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	 詠み人知らず
				
		歌屑と埋もれ逝きしが歌々を 口遊みては酌む独り酒
		10
				
					詠み人知らず
				
		歌屑と埋もれ逝きしが歌々を 口遊みては酌む独り酒
		10
		 
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	 詠み人知らず
				
		古里の路傍の地蔵に供えいし あの野の花は今も咲けるや
		10
				
					詠み人知らず
				
		古里の路傍の地蔵に供えいし あの野の花は今も咲けるや
		10
		 
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	 KEN
				
		疲れはて燈りに集ふ羽蟲を眺むいくら飮めども素面の闇夜
		8
				
					KEN
				
		疲れはて燈りに集ふ羽蟲を眺むいくら飮めども素面の闇夜
		8
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	 詠み人知らず
				
		笑みしことひとつありせば胸の角 まぁるくなりて夢に堕ちゆく
		17
				
					詠み人知らず
				
		笑みしことひとつありせば胸の角 まぁるくなりて夢に堕ちゆく
		17
		 
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	 KEN
				
		梅雨前の雲無き月の明るさを惜しむが如く螢葉の影
		17
				
					KEN
				
		梅雨前の雲無き月の明るさを惜しむが如く螢葉の影
		17
		 
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	 千映
				
		鉄橋を渡る列車の落下事故合掌の後 実山椒を買う
		10
				
					千映
				
		鉄橋を渡る列車の落下事故合掌の後 実山椒を買う
		10
		 
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	 詠み人知らず
				
		サァファよ眠らば眠れ揺籃に 吾より浪を撰りしララバイ
		6
				
					詠み人知らず
				
		サァファよ眠らば眠れ揺籃に 吾より浪を撰りしララバイ
		6
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