うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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ななかまど
いわし雲すずめおどしと秋あかね里の田んぼの秋物語
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宇佐木芙和子
きみ戀し 十五夜ならばなほ戀し 滿ち滿ち溢る 黄身濃いしかも
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舞
大雪に初雪降ると生き残る蝶へ告げるか北国の秋
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水紫
朝方に親の発言失望す世には男か女しかない
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おじい
亡靈の 一夜は明かり 氣怠るかり 貝の樣なる 沈默にゐる
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おじい
紗の如き 風をまとゐて 枕邊に 立つもすがしき 秋の亡靈
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詠み人知らず
紅葉狩り ネットで見るよ 足悪い 高熱が出て 私死ぬかも
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行宮偏（仮之名）
馬らしくあるだけでよし秋の陽につつみこまれて此れは馬なり
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横井 信
流れゆく雲に隠れて秋の夜の姿を変える十三夜月
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詠み人知らず
善きひとに見つけて貰い善きひとに縁付き既に膝でゴロゴロ
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谷村思亜
悲しみの 許容限度を越えそうで 存在価値より重くなりゆく
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ななかまど
忘れまじチェックリストの最初にはマスクとす新生活様式
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恣翁
苅りてゐる雑草の中に 撫子の花 二つ三つ 見つけ和みぬ
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緒川みるな
ゆく川の過ぎゆく刻に棹させば餘りの命はつかなりけり
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舞
朝雀愉しげに鳴く明けてくる今日いち日を言祝ぐように
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おじい
なまよみの 甲斐の国より 訃報受く 介護むなしく 嬶死すると
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おじい
死後も尚 患いゐたる 父の為 イヌリン入りの 仏飯参らす
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藤久崇
望月は 失する物かは 塞く雲の 後ろに今し 清く光れる
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灰色猫
そうですね世界で君が一番だどんなクズでも一番だしな
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横井 信
少しずつ色づいてゆく柿の実をじっと見守る刈田の案山子
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