恣翁さん
のうた一覧
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丁寧に 敷き詰められし玉砂利の径に 落ちたる足音響く
令和六年六月十六日
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娘が鳥羽のホテルに勤務していた...
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雨音の繫き夜さへ静けくて 家人の帰国 待ちて幾夜か
令和六年二月二十三日
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弾け飛ぶ種のごとくに帰国せし孫 知りけむか てぃんさぐぬ花
令和五年八月十九日
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次男一家が、台風を避けるように...
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内職の手を止め 見入る一点に そっと吐く息低かりしかも
令和四年十二月二十九日
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安らけく 地上に夜の眠るべく けふの終はりを 祖に謝ふ
令和四年一月二十九日
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首傾げ ぢっと見上ぐる 児のやうな目にし 決まりの悪しきを覚ゆ
令和三年十月二日
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おかっぱに結びし 真っ赤な幅広のリボンひらひら 蝶の飛ぶがに
令和三年九月二十六日
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烏頭にし 梅の花弁の付くごとく 春雪積まな 家を思ふに
令和三年三月五日
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城に盈ち 郭に溢るるは 幾ばくの...
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四つ割りの白菜 冬の陽に晒し 母は節季を迎へたりけり
平成三十年十一月二十九日
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薔薇色の 母乳香れる 児の頬に接吻け あやす若き母親
平成三十年六月二十八日
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此の足袋は 主と合はねば手向け用 ゴム地の二足 お上の随に
平成二十九年九月二十日
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人入れ宿のお上 到来物なるゴム...
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唐黍の畑を渡り 秋風は 独りぼっちの入り日吹きけり
平成二十九年九月十日
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単身赴任していた頃を思い出し、...
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道退くに 忍び音漏らすも 彼ゆゑに 妄りにし 目の皺にならなくに
平成二十九年九月三日
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孫娘 源貞子から宇多上皇を奪い...
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忘れ潮 行く瀬満つ迄待ち難く 今日限りなる命と思ふ
平成二十九年七月三十一日
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儀同三司母、忘れ潮に子たる伊周...
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味見して 乳の粉 児らに配るべしと 昔は露も思はざりけり
平成二十九年六月二十二日
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権中納言敦忠、妻に先立たれしに...
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瘧病み 胸の満たねば 心当てに 真人 旅行き待ち侘びなむよ
平成二十九年五月二十日
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貞信公 藤原忠平、長兄時平の病...
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念仏と鉦の音響く 梅若の塚を訪ふ母 狂ひて哀れ
平成二十九年三月二十日
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黄砂舞ふ日暮れの悪路を 妻の挽き 我押し ゴトゴト 一輪車ゆく
平成二十九年三月十九日
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小車 斑々たり 黄塵の晩 夫は...
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タグ付きしスーツケースも そのままに 上げたる線香 匂ひ懐かし
平成二十九年一月十二日
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ついでに、次男のところから帰国...
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コーヒーを 上手く淹れむと アルコールランプの焔に 気遣ひてけり
平成二十八年十二月三十一日
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