悠々さんのうた一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
|
|
- わがむすめつぼみのままにみそじ過ぎ よそじの春をいかでこゆぺき 平成二十七年二月二十日 14 不良のオヤジを持ったばかりに。。... もっと見る
- 愛人も妻も娘も卯年にて その赤き目は、わが仕業なれ 平成二十七年二月十五日 16 甲斐性無しゆえ皆を泣かせておりま... もっと見る
- 暁闇の、死の街をゆく、母つよし 吾をふところに、兄を負ぶいて 平成二十七年二月四日 15 敗戦と同時に、昨日の友は今日の敵... もっと見る
- 死のせまる母とはしらずもぐり込む うすきふとんのうすきちぶさに・澄 平成二十七年一月二十六日 19 芸妓見習いの祖母ナルヲは、母・澄... もっと見る
- 父なるは、六尺豐かの、破落戸で 呑む、打つ、買ふの、三拍子！ 平成二十七年一月二十五日 14 血を引く私も…おかげ様にて？？ もっと見る
- 滿州の、大地に百花、ひらくとき われ、うまれ來ぬ、春の男兒よ 平成二十七年一月二十一日 23 1945-4-27、いまは幻とな... もっと見る
- ふるさとの雪もて末期の水となし兄は看取りぬそのいもうとを 平成二十六年十二月二十一日 22 …けふのうちに とほくへいってし... もっと見る
- 死のせまる母とはしらずもぐり込むうすきふとんのうすきちぶさに・澄子 平成二十四年三月二十七日 18 三歳になったばかりの澄子は、臨終... もっと見る
- うすあかきまるきさんごのかんざしをにぎりしめたり母のかたみと・澄子 平成二十四年三月二十七日 13 三歳の時に母を亡くした澄子（ボク... もっと見る
- 八つ折りの千圓札を小遣ひに五十路の我へくれて父逝く 平成二十四年一月十七日 18 五十でも六十でも子は子だね〜貴兄... もっと見る
- 恥知らずよと吾（あ）を罵りし父逝きて本氣の怒り呉れる者無し 平成二十四年一月七日 17 とにかく、生きているときは人生最... もっと見る
- ひとすぢの細き絲あり目に見へね紡ぎて太き絆となりぬ 平成二十三年十二月二十五日 10 絆とは本来、人やモノをつなぎ止め... もっと見る
- 笑顏なんて波に攫はれ消えちやつたとーさんかーさん泥の底だよ 平成二十三年十二月二十一日 8 政府発表の行方不明者数と未発見者... もっと見る
- きのふまで見えぬ絆にむすばれてゐたと知りけり絆斷たれて 平成二十三年十二月十二日 14 片親を失った子供、約1500人。... もっと見る
- 化（け）に追はれふるさと遠き異郷にてクリスマスツリー見るがかなしも 平成二十三年十一月二十四日 14 去年は孫の歌う、舌ったらずな（聖... もっと見る
- 海風に混じりて聞こゆ絶え間なき子ら呼ぶ聲よ親呼ぶ聲よ 平成二十三年十一月五日 19 親を失い子を失う以上に悲しいこと... もっと見る
- 路傍の花と母なりてんや秋櫻の風に搖れ散る花の色かな 平成二十三年九月十五日 15 父を、母を、子をうしなへるひとの... もっと見る
- 蟷螂のはだかる道や秋の風・澄子行くてに守る子らのあるらん・悠 平成二十三年八月二十五日 19 蟷螂やはるばる来たる夢の涯・・悠... もっと見る
- 敗戦の声幾万の残留児・澄子孤児のたたかひけふはじまりぬ・悠 平成二十三年八月十四日 18 祖国への逃避行が始まった。一刻を... もっと見る
- 日本の梅雨顏にうけ引き揚ぐる・澄子命濡らしき雨やはらかに・悠 平成二十三年八月十四日 13 長男・慎をおぶい次男・悠を胸に抱... もっと見る
