秋原硯さん
のうた一覧
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なつまつりはしゃぐ子供も遠い過去ぬるい麦茶に「今どうしてる?」
平成二十九年七月十七日
6
友達と夏祭り、行かなくなりました...
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棚の中二つ古びたグラタン皿ここに私の居場所はないの
平成二十九年六月十六日
8
Twitterに書いたやつの改稿...
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冬が過ぎ春の終わりもやや早く急かされるまま小道を駆ける
平成二十九年四月十九日
6
春が来たと思ったらあっという間に...
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朝起きてもう一度寝る遅刻する冬の朝には布団が怖い
平成二十九年二月三日
5
眠いです。
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センパイの背中に滲む緊張の理由はきつと來年解る
平成二十九年一月十四日
9
センター試験ですね。 来年私も...
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年賀状刷るのはいつも正月後忙しいのと言い訳するわ
平成二十九年一月六日
6
部活、課題、親戚関係、そんなこん...
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痴話喧嘩耐えきれぬから家を出る街の灯りよ無関心でいて
平成二十九年一月五日
6
夜更けに街をうろつく子供、という...
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活火山煮える怒りは収まらずいくら悩めど悲しき悪癖
平成二十八年十二月二日
5
自分がとても怒りっぽく、しかも怒...
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カップ麺お湯を注いで三分間本にふければはや十五分
平成二十八年十一月二十六日
4
実話。カップ麺を待つ時間に本を読...
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「久しぶり」打ち込んでみては消し直す汚れなくても思索は積もる
平成二十八年十一月十三日
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久しぶりのログイン。 紙と違っ...
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目の前で出て行く電車の背を眺めいつもは寄りつく虫もみえない
平成二十八年九月二十六日
7
たった今電車に置いていかれました...
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恋文も仕事も楽しい青春もひとえに同じ夏の夜の夢
平成二十八年九月二十五日
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笑…え…る…? 何かしようと思...
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貴方なら共に死ねると云いながら先にゆくのよ私ひとりで
平成二十八年九月二十五日
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人間失格の、心中に失敗した話をち...
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深夜時遠く昔を思い出す色の無いよな光も同じ
平成二十八年九月二十五日
7
中学生の頃、夜更かしした時の朝が...
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こっそりと教室端で本開く先生よりも学ばせてくれる
平成二十八年九月二十四日
5
せんせいの話よりも本の方がために...
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幼な蜘蛛もがく姿を眺めつつさよなら君とは分かりあえない
平成二十八年九月二十三日
4
ちっちゃい蜘蛛であろうと殺らねば...
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今は亡き祖母の姿は弱り果て猫と昔を偲ぶかなしさ
平成二十八年九月二十三日
5
身内で誰よりも活力に溢れていた祖...
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カンバスに描く青色薄暗く花よ君こそ我が淺き夢
平成二十八年九月二十三日
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青の中に赤って映えますよね
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届かないメールが夜に溶けていくいつまで経っても人になれない
平成二十八年九月二十二日
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最初に登録しようとしたメールアド...
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顏を変え昔のように電車待つ壁にわたしのおそろしい顏
平成二十八年九月二十二日
7
駅にいる人が、もし顔を変えた指名...
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