神田央子さん
のうた一覧
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川蜻蛉見かけずなりて幾久し翅閃かす風はあるのに
令和二年一月四日
3
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藻の森に冬の金魚は身を隱し雀は群るる日溜まりの中
令和二年一月四日
10
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横濱の坂の黄昏柏葉陰くぐりて光る二羽の山鳩
令和元年九月二十五日
3
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緑増す草木の中で黄を深め所在を示す竹の秋かな
平成三十一年四月二十日
12
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雫音絶やさぬ軒の玉水に河鹿の聲の切れて沁みゆく
平成三十年七月三十一日
9
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夕光の細く翳りてゆく中に瞬き初める夕顏一つ
平成三十年六月二十三日
12
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雨後の庭鼻腔くすぐる匂ひ撒き空に降りぬる鳥の聲かな
平成三十年六月二十一日
5
雨の後の空気の匂いって懐かしい感...
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玻璃拔けて光ゆたけき夏匂ふ病者我らも一生懸命
平成三十年六月十六日
10
介護施設の窓は10センチ位しか開...
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散り急ぐ櫻の下で綺麗だと手話で交はしぬ花びらつけて
平成二十八年四月七日
17
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木蓮の蕾ふくらむ枝先に目白羽ばたく朝は清しも
平成二十八年三月二十五日
9
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にはたずみ空の青さを映しをり雀降り來て幾たびか飮む
平成二十八年三月十九日
2
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内であり外でもありし縁側の絶えて久しき日本の戸建て
平成二十八年三月十九日
4
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夜目に浮く波の白さを見てゐたり春たけなはの湘南の濱
平成二十八年三月十九日
5
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山河越え海越え來たるつばくろに納屋の入口開け放ちをり
平成二十八年三月十九日
5
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友よりの手紙の色は箱根路の勿忘草の藍より淡く
平成二十七年十二月十日
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我が前をもつれ跳びしていく胡蝶空にやさしき曲線を描く
平成二十七年十二月九日
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紫の色深まりて桐の實の鳴る音白し朝霧の中
平成二十七年十二月九日
8
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夕風の立ちそむる頃三日月はすみれ色した空にかかれり
平成二十七年十二月九日
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