さえねさん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
ほうろうのちさき鍋にて柚子ジャムを煮詰める朝よ 永遠となれ
令和六年九月二十二日
3
もっと見る
永遠なものなどないからよいのだというけどやはり欲しいよ、永遠
令和六年七月二十日
3
もっと見る
そのむかし河童も棲みし淵ならむいま人目避けわれも河童か
令和六年七月八日
5
もっと見る
この道はどこまで続くこの川は何処までゆく我が命はも
令和六年七月八日
4
もっと見る
降りやまぬ雨の音こそたらちねの母の子宮にききし音かも
令和六年七月四日
3
もっと見る
雨ふれば雨の数だけ思いだすかつておまえをあやめたことを
令和六年五月二十八日
1
もっと見る
ねむりたるうちに卯月も過ぎゆきて父の身体につもるはなびら
令和六年四月二十七日
5
もっと見る
この丘に埋めて弔う言の葉のやがて芽吹いて詞の花咲け
令和六年三月十六日
7
もっと見る
おわらない冬の魔法を解くことば 春立ちぬ、いざ、いざ生きめやも
令和六年三月十六日
3
もっと見る
あの日から千年たってぼくたちはまだ同じことばでうたを詠んでる
令和六年三月十一日
3
もっと見る
音もなく桜の花が散っていた 遠くはるかで常春だった
令和六年三月十一日
3
もっと見る
いまなら虹の橋だってきっとわたれるよ ぼくたちのそらはこんなにひろい
令和六年三月九日
4
もっと見る
好きな色問はば群青 まじりなき天の毒薬薄めた色よ
令和六年三月九日
5
もっと見る
われわれはいつも喜劇を楽しめり プロセニアムアーチの先の悲劇を
令和六年三月九日
1
もっと見る
どうしようもなく明日になるのが怖いから夜が明けない魔法をかける
令和六年一月四日
8
もっと見る
不惑とはよく言うたもの行く道も見えずに惑ふことばかりなり
令和五年十二月三十一日
7
もっと見る
とにかくも令和五年は閉じにけりかなしみもよろこびも溶かし溶かさず
令和五年十二月三十一日
6
もっと見る
薄皮のごとき日常さまよいて踏み越えぬゆえに見える景色よ
令和五年九月二十四日
10
もっと見る
あの日からずっとゆらめく暗き火を抱いたまま老いてゆくなるらしも
令和五年九月十四日
4
もっと見る
動かないきみの時計を秘めたままむかしの机はねむり続ける
令和五年八月七日
12
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
>>