葡萄さん
のうた一覧
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細蟹のいとど張りたる罠知らで月の窓辺を越えて墜ちぬる
平成二十四年六月十六日
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細蟹=蜘蛛、或いは「くも」「いと...
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地の闇き水をあきらに結ふ形の玻璃はまどへる身を引きしかな
平成二十四年五月二十六日
20
晶を、あきらと読んでみました。 ...
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魂の星鏡はる世に封じてぞ万華の相を散り咲かすとや
平成二十四年五月十九日
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万華鏡などは回してはじめて模様に...
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日もあらず業も未だしき和歌の浦 袖濡れにけり多の海松布に
平成二十四年五月十二日
12
たくさんの拍手、ありがとうござい...
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夜露散る玉の言絶え明日葉の芽にし消ゆるは夢かあらぬか
平成二十四年五月十日
15
深夜だけの言葉があって……。
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住吉の卯の日の花は木綿白にまつ風さそふ四手の田長を
平成二十四年五月七日
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住吉大社では、卯月はじめの卯日に...
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よる鳥のひと息つける心の音 ひとつのごと添ひ眠るひと夢
平成二十四年五月四日
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寄り添った鳥の呼吸や心音は安らぎ...
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常葉なる幽宮の春になほ若葉めづらし連理の大楠
平成二十四年五月二日
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樹齢900年の夫婦大楠に瑞々しい...
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虚空に誓ひし枝を誰が折りぬ 性なき心よ徴なき身よ
平成二十四年四月三十日
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アカシアは十戒を納めた聖櫃の材...
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丑みつの潮の瀬により影かくす此の夜は深し あまりに深し
平成二十四年四月二十七日
6
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ぬば玉の闇に犇めく残像の這い出づ沼に胎児は眠りつ
平成二十四年四月二十六日
6
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奴は消ぬと雁の甲斐なき古き名の過ぎ去りゆくを笑みては長雨
平成二十四年四月二十五日
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ふる里の名にこそ生ひね忘れ草わが身も果ては野山となりなむ
平成二十四年四月二十五日
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天つ空よび鳴きわたる古声をいかで見ゆらむ旧の身ならねば
平成二十四年四月二十四日
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渡良瀬の水面に映ゆる松の影 川よ流すな我が背見るまで
平成二十四年四月二十三日
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光源氏様にいただいた「松が根の…...
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待ち人は松も常磐の彼の岸に立ちて久しく渡らぬ夢見
平成二十四年四月二十二日
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花飾る蒼き頬の散らぬまに切りて繋がむ君の御霊を
平成二十四年四月二十二日
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歳星のひととせ斎ふ金牛を今来し朔の月や屠らむ
平成二十四年四月二十二日
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歳星こと恩寵の木星は一年にひとつ...
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古の樹の神 死して春生きる儀あらば花に贄の血染めも
平成二十四年四月二十二日
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梓弓引きし事典に朧なる古き祭りや春霞に去ぬ
平成二十四年四月二十二日
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