灰色猫さん
のうた一覧
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清らなる水を与ふる立ち枯れき冬の眠りの蓮を身籠る
令和六年十一月十七日
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100均の紙ポットよりぴよこぴよこと芽吹くビオラを養子に迎ふ
令和六年十一月十七日
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雨色の空に星図を描き出すこの指先がわたしの知性
令和六年十月十五日
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ゆったりと水没しゆく象たちの群れを率いる乙女座うまれ
令和六年六月二十日
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小鮎らの群れにまじりてせせらぎの宝石となるわたしの鱗
令和六年六月十五日
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神様を殺めて埋めた田畑から芽生えたもので生きて死ぬのよ
令和六年六月九日
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草稿をぎゅっと大事に抱きしめるたびに優しくなる物語
令和六年六月八日
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朧げな記憶のなかの花の名を思い出せずに頬を打つ雨
令和六年六月八日
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翻訳を進めるたびに光りゆく文字は奇跡であるということ
令和六年五月三十日
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両の手に圧力をかけ風を切る来世は海を渡れるように
令和六年五月三十日
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交尾する虫を密かに飼っている勝手に部屋に入らないでよ
令和六年三月三十一日
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感想を述べてしまうと崩れ去る本とは砂でできているもの
令和六年二月二十四日
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もどらない金曜日を埋めてゆく雪はまだまだつづきそうだね
令和六年二月二十一日
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身の丈を凌ぐ言葉に挑んではライナー・マリア・リルケを愛す
令和六年二月二十一日
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空にあるすべての星を覚えよう夢中で宇宙と共に生きよう
令和六年二月八日
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高々と片手を空へ持ち上げてどこまでもって言葉をつかむ
令和六年二月八日
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私とは何者なのかと問いながら鏡のなかを見る雪うさぎ
令和六年二月六日
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魂にショックを与えられる人だけが詩を歌声にしてもよろしい
令和六年二月五日
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光ある限りは影を携えて君の影にはなぜ目があるの
令和六年二月五日
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曇りなく拭いたグラスに牛乳を静かに注ぐ春の始まり
令和六年二月四日
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