紅桜さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- てっぺんと言い切るひとの下界には豆腐に刺した供養の針が 平成二十三年八月二十四日 7 もっと見る
- 網膜に映るアナタは上を向き顔にはいつも笑顔浮かべて 平成二十三年七月五日 2 眼底出血で片目が見えなくなりまし... もっと見る
- 幸せに背をむけるキミひとりきり羽根をとられた天使のよふな 平成二十三年七月三日 6 もっと見る
- ザラザラの砂糖塗した花あられ泣き虫顔に効くおまじない 平成二十三年七月三日 4 もっと見る
- 過ぎしゆく吾の時間のこの先は暫しワクワクなれず夕暮れ 平成二十三年七月一日 2 もっと見る
- 窮屈な悲鳴をあげる胸の音ワクワクできぬ泣き虫小僧 平成二十三年七月一日 3 もっと見る
- 狂気だと言われたあの日あの夜の壊れた椅子が床に根をはり 平成二十三年六月二十八日 5 もっと見る
- 死に様を思ひてありし午後の日に夜明けの吾の柩を想ふ 平成二十三年六月二十八日 4 もっと見る
- 吾が心見透かすごとく褪せてゆく渇ききらない舌の切れ端 平成二十三年六月二十八日 3 もっと見る
- デパ地下のガラスケースの幸せは賞味期限の日付のラベル 平成二十三年六月二十八日 3 もっと見る
- 保存したファイルが消され壊された初期化されてくアタシの脳が 平成二十三年六月二十六日 4 もっと見る
- 向かひ合ふ時のながれに逆らつて十二時告げる針の距離間 平成二十三年六月二十六日 4 もっと見る
- 今日の午後たとえば椅子の位置を変へさりげなくまた確実にある 平成二十三年六月二十四日 6 もっと見る
- 約束のカタチなどない未来さへガラスの靴も割れない今も 平成二十三年六月二十四日 4 もっと見る
- ざあざあと砂の嵐の子守唄歌に抱かれてスヤスヤ眠れ 平成二十三年六月二十四日 5 もっと見る
- 話してる言葉次第に過去となり未来を喋る時計は壊れ 平成二十三年六月二十四日 5 もっと見る
- 秒針を眼で追ひゐれば胸なかの生命を刻む音聞こへきて 平成二十三年六月二十二日 4 もっと見る
- またひとつ あるぢ無くしたベット横とり残されたコップがひとつ 平成二十三年六月二十二日 6 もっと見る
- 真夜中にナースコールを押したままふと死する時間 思ふてみより 平成二十三年六月二十二日 5 もっと見る
- ちつぽけな自尊心ならこの空に飛ばせてやろふ風船つけて 平成二十三年六月二十一日 7 もっと見る
