紅桜さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- てっぺんと言い切るひとの下界には豆腐に刺した供養の針が 平成二十三年八月二十四日 7 もっと見る
- 投げゐずる足もと焦がす斜めの陽秋の気配に迷子のこころ 平成二十三年八月二十四日 3 もっと見る
- 雨のあとまだ鳴きやむぬ虫時雨此処にもひとつ秋をみつけて 平成二十三年八月二十四日 2 もっと見る
- 置ひてきた日々が遠のき懐かしく秋わもふすぐ私を見つめ 平成二十三年八月二十四日 2 もっと見る
- 赤色のバニラを舌に転がして杏子を口に含む夕暮れ 平成二十三年七月十四日 3 もっと見る
- 空遠くスペアのインク青色に雲ゆらゆらと閉ぢこもる夏 平成二十三年七月十四日 3 もっと見る
- わが影も残像となり死に臥せる朽ちけた薔薇に熱きくちづけ 平成二十三年七月十二日 4 もっと見る
- もの陰に淡く揺れ逢ひ彩なせし途切れぬやふに重なり合ふて 平成二十三年七月十二日 7 もっと見る
- サヨナラの口づけさえも眼をとじてアナタのかたち知るための舌 平成二十三年七月七日 7 もっと見る
- 行き違ふ心わいつも首傾げあなたの名前ささやきながら 平成二十三年七月六日 3 もっと見る
- 改札をとほる影追ひ袖を曳く幼きころの母恋ひしやと 平成二十三年七月六日 8 もっと見る
- 網膜に映るアナタは上を向き顔にはいつも笑顔浮かべて 平成二十三年七月五日 2 眼底出血で片目が見えなくなりまし... もっと見る
- ポケットの右と左に詰め込んだ幸せひとつアナタにあげる 平成二十三年七月四日 4 もっと見る
- 今日わ此れ昨日わ在れと片付けて明日わ貴方何処に棄てよふ 平成二十三年七月四日 2 もっと見る
- 幸せに背をむけるキミひとりきり羽根をとられた天使のよふな 平成二十三年七月三日 6 もっと見る
- 背伸びしてルージュをつけた口唇におとなのキスを教えてほしい 平成二十三年七月三日 6 もっと見る
- ザラザラの砂糖塗した花あられ泣き虫顔に効くおまじない 平成二十三年七月三日 4 もっと見る
- 片陰に映りし翳り抱き寄せて暇迄いたく影に寄り添ふ 平成二十三年七月一日 4 もっと見る
- 陰鬱な女の眼より暗すぎてどんより澱む日照りの淵が 平成二十三年七月一日 3 もっと見る
- 過ぎしゆく吾の時間のこの先は暫しワクワクなれず夕暮れ 平成二十三年七月一日 2 もっと見る
