貴妙法師さん
のうた一覧
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祖父となる その日を知らず 逝きし父に 何を語るか 胎内の子よ
平成二十六年二月二十日
4
妊娠が分かった直後、初孫ができた...
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あの夏の 遥かな ただ遥かな 二十七メートル先の ホームベース
平成二十五年九月三日
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天地の神よ 我らを見くびるな 幾度倒そうが 立つぞ必ず
平成二十三年三月十八日
6
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空飛べる白鳥からは羽ばたきも 足掻きと見える鶏の哀しさ
平成二十三年二月十六日
3
とある方から頂いた歌について・・...
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この世には神も仏もなかりせば 君の限りは誰にもわからず
平成二十三年二月六日
2
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悲しきかな 春は別れの季節なれば 花は咲けども こころ沈まぬ
平成二十三年二月四日
2
春は嫌いです
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風ぬるみ 花霞立つ 春の日は 別れの記憶に 心ざわめく
平成二十三年二月四日
2
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尽き果つる命と諦めし我が右手 必死に何をつかもうとする
平成二十三年一月三十一日
1
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生きるのも死ぬこともまた怖ければ 此処におりしは死を恐れしか
平成二十三年一月三十一日
4
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冬の朝 日の光より早く起き 我の時計の老いたるを知る
平成二十三年一月三十日
4
年寄りは早起きと笑っていたのが昨...
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御仏に救い求めしわが顔に 静かに微笑む弥勒菩薩よ
平成二十三年一月二十九日
7
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世が世なら我が歩くも許されぬ 二条御殿に鶯が鳴く
平成二十三年一月二十八日
5
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街中の石の碑文に名をとどむ 沼津の城は町に埋もれぬ
平成二十三年一月二十八日
3
沼津城は明治時代以降に徹底的に破...
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古に永遠を誇りし名城も 時間に敗れて土に還らん
平成二十三年一月二十八日
2
諸行無常 盛者必衰
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黄昏に 光り輝く金星よ 我を導け よは闇なれば
平成二十三年一月二十六日
7
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常ならばめずらしからぬ富士の山 帰り路なれば涙うかばぬ
平成二十三年一月二十日
1
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古の歌に詠まれし八重桜 名のみ残して草に埋もれぬ
平成二十三年一月十九日
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冬の朝 布団に潜りて想うのは 遥か昔の 胎内のぬくもり
平成二十三年一月十九日
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故郷で語らう人に生まれしは何処なりやと問わる悲しさ
平成二十三年一月十八日
2
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いざよいて 立待居臥せ 宵待ちて わずろううちに 三十日晦日
平成二十三年一月十七日
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ためらって、立ったり、座ったり、...
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