夏嶋 真子さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- 月影の憂ひを封じ映したる氷面鏡こそ割らまほしけれ 平成二十四年一月二十五日 7 【氷面鏡・ひもかがみ】氷の表面を... もっと見る
- 幾年の風の渇きを潤して常初花の咲きたる寢床 平成二十四年一月五日 7 【常初花】いつも初めて咲いたよう... もっと見る
- 眞白なる睡蓮の花閉ぢにけり 水邊月夜の憂ひの噐 平成二十三年五月二十七日 12 せつなき戀をするゆゑに月影さむく... もっと見る
- 永遠に入り口のない物語 ペットボトルで飼われた金魚 平成二十三年五月十八日 6 もっと見る
- 鮮麗な薔薇の花瓣の末枯れゆくときこそ極まり美といふ絶唱 平成二十三年二月十九日 4 もっと見る
- くちびるでかたちを結べぬ狂おしい言葉を抱いて風花は散る 平成二十三年二月十六日 10 もっと見る
- おんなという不思議のうちに眠るとき椿の落ちる音のやさしさ 平成二十三年一月二十九日 13 もっと見る
- 童話など忘れたわたしを抱くのなら椿姫の夢へ結んで 平成二十三年一月二十九日 2 もっと見る
- 雪月花 ふたりは園に埋もれて夢のあわいに置き去りし夢 平成二十三年一月二十七日 3 もっと見る
- 月の海にあなたは果てて静かな死 紋白蝶がかかとに留まる 平成二十三年一月二十七日 5 もっと見る
- 三日月に腰掛け星を集めてはきみの星座を鎖骨に飾る 平成二十三年一月二十七日 7 もっと見る
- 梔子の白昼夢からあふれだす途切れ途切れの白いさざ波 平成二十三年一月二十七日 4 もっと見る
- 性愛の天を凌いで伸びる蔓 凌霄花は空にまみれる 平成二十三年一月二十七日 6 もっと見る
- 凍蝶の滑り落ちゆく黒髮にかかる吐息の結晶は咲く 平成二十三年一月二十五日 12 もっと見る
- 淡雪は炎のように降りつもりきみの素肌の灼熱を知る 平成二十三年一月二十五日 5 もっと見る
- 白梅を月のひかりの器とし髪を浸せばうたかた香る 平成二十三年一月二十四日 8 もっと見る
- ストロベリーチュパチャップス棒が抜けぽっかり胸に穴が空いたの 平成二十三年一月二十日 3 翠雨 http://natsus... もっと見る
- ぼくはまだいちご泥棒と眠りたい置き忘れたものばかりの園で 平成二十三年一月十九日 2 ミニ写真歌集にまとめました。「翠... もっと見る
- 哀しみに抗うように冬冷えの背中に凛と水仙を挿す 平成二十三年一月十四日 7 今年の初夢の中で詠じた歌です。 もっと見る
- ベランダでセージを摘めば夕暮れを背負ったきみが家路を急ぐ 平成二十三年一月十三日 14 もっと見る
