れいのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
占いを見なけりゃ良かった「和解する夢は逆夢」強き風吹く
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詠み人知らず
送信の履歴に君の名が並び秘めてるはずの想いが残る
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詠み人知らず
金星と月と木星並んだと喜ぶメールに絵文字も並ぶ
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詠み人知らず
冷凍庫に君への想いしまっても扉を開ければ溶けだしてくる
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詠み人知らず
依存する我を治癒する薬なく断酒の次に聖書を捨てる
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詠み人知らず
落ちもせず浮かびもしない中空に足の置き場を探しばたつく
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詠み人知らず
亡き父母に何か告げたき思いして行く墓の道咲く曼珠沙華
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浅草大将
月しろき海路にかかる船けぶりそはひとすぢの黒髪がごと
13
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きりあ
鈍色の空より落ちる六弁の花よおまえは何が悲しい
59
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まるたまる
ダウジングしても恐らく探せないこの空洞を埋める水脈
15
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半格斎
穗を垂れて黄金にかはる山際の美田を渡る風いとほしき
62
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紫苑
秋雨のひと夜を洗ひし街のうへ六時の鐘は蒼空を渡れる
21
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浅草大将
空見つつ家路辿ればいわし雲入り陽に焼けて夕餉思ほゆ
22
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薫智
淡々と林檎の皮を向いているジャムの香りを楽しみながら
14
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詠み人知らず
不安とか寂しさ急におしよせてぎゅっとだれかにだきしめられたい
18
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光源氏
ふりみだれ浮き名を歎く雁の聲なほなかぞらに我はとまどふ
13
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羽
「好きな奴いるの」ではじまる恋があり秘めた思いは爪先あたり
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きりあ
人間は忘れるように出来ていてけれどもそれは大切なこと
12
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falcon
南へと帰る燕の鳴く声の語るぞ楽しメコンの岸辺
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ゆびきゅ
花の香を運んだ風が気まぐれに窓を叩いた 開いた 「おはよう」
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