杏子のお気に入りの歌一覧
恣翁
疏水より 山科盆地を 眺むれど 黄砂や街を 白く隠せる
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沙枝
輪郭さえ描けなくなる あのひとはダイヤカットガラスの向こうに
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舞
堀川の水面を埋める春色の桜の花に風吹き渡る
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恣翁
端正に 紫檀の椅子の 並びたり 冷えし埃の 臭ひの中に
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たえなかすず
「WEB上のあなたの名前に魅かれたの」出逢いも別れもダブルクリック
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たえなかすず
これ以外ダメだったってエラソウに半分笑っていまさら言うな
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詠み人知らず
朝の空もの想うよな白い月何か言ってと投げキッスする
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きりあ
悲しみがどこに有るのか探るよに我が身体に自ら触れる
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たんぽぽすずめ。
平凡な道にも君を照らせれば寄り添うような花のいろどり
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詠み人知らず
秋深く散りゆく紅葉に身を浸し燃え盡きるよに君に染まりたし
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水島寒月
納棺をし終へて父の額を撫づ初めて触れきその高き額に
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水島寒月
火の球に灼き殺されし百万の生きもの思ふ炎天の下
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山桃
垂るる穂のつぶらつぶらに荘厳の手をかたどりて風は吹き越せ
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雪割草
美しき瀧水織りなす白布が岩に刻むる悠久の痕
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田中ましろ
一回のオモテの妻の攻撃が もう三時間続いています。
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羽
来世など信じる気持ちになっている病院帰りのバスにゆられて
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沙羅
恋愛は勝負ではないと言う君をいつかきっと負かしてやりたい
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まるたまる
紛れなく夏休み色の空があり陽に焼けた子の黄色い帽子
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水島寒月
湿り気の残るさ庭の暗がりに鷺草咲くを眺めて居りぬ
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水島寒月
菜の花の咲き盛りゐるただ中にほほ笑む君をそつと置くべし
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