恣翁のお気に入りの歌一覧
舞
陽炎の揺れて何処から仏法僧声するものか人無き墓地に
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夕夏
えいあいがほんやくのままたれながすにほんごおかしねっとのにゅーす
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茂作
朝顏のいまだ飽かぬに萎みけり さらには永き夏の夕暮れ
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Chico
あきらめしなれど 八月 わが胸に揺れることなき風鈴吊るす
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Chico
かたわらに瞑るまぶたにうすらかに反転し見ゆ きみの滑空
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ななかまど
夏山に谷風そよぎ囁けばエーデルワイス星のごと咲け
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なぎ。
玉虫の虚ろを宿す鞘翅や 薫る半夏生 夕焼けをあおぐ
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秋日好
遠雷が待たれる夕の熱湿度 訪ねもできず眠れぬ夜へと
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舞
彩りの葵立ち咲く山の間のひと居ぬ家の村の真夏日
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中康
放置庭 見え隠れする アジサイの水色見えて 暑さを癒す
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中康
草刈り機 うなるエンジン 力込め背丈の草に 挑む真夏日
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横井 信
夏草のじっと待ってるそよ風に潮の香りの混じる朝焼け
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敦希
閃光を漏らす暗雲雷鳴に背を向け駆ける犬と一緒に
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うすべに
とれたてのきゅうりを刻む まな板の音かろやかに蛸の酢の物
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痴光山
畑に並むキャベツよ掌中の玉抜かれ 外葉の底に梅雨の澄みたり
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ななかまど
蛍火のかすかに揺れる宵祭り浴衣の裾を夜風がさわる
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つばす
梅雨明けの遊歩道際の野苺を 食べて感じた初恋の味
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継海
ガラス器のうどんに氷二つ三つ冷やで食する半夏生かな
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中康
わらび餅 作って振る舞う 人びとの喜ぶ笑顔 それを楽しむ
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うすべに
ゆずりあう茅の輪くぐりのつつましさ 息災ねがうひとがたの文字
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