恣翁のお気に入りの歌一覧
へし切
新たしき緑の匂い孕み吹く風は清しき初夏のころ
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舞
ライラックもう咲いた?とか 語りつつ 乙女らの行くサッポロの街
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中康
もう朝か 夜来の雨も 降り止んで惰眠むさぼる 日曜の床
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茂作
訪ね來ば遠き昔の影はなし 通ひし山の學び舎の跡
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わかばみち
黄の帽子黄の旗持って歩く吾子ランドセルまでたんぽぽ色だ
5
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天野まどか
入金を確認し終え米を買いずしりと重し春泥の道
4
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伽津童子
夢見ては聞く彼の歌は薄雲と共に虚ろに消え去るぞかし
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夢花火
雨が散る 冷たい床の 心地よさ 寒さ消え去れ 夏の到来
5
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ななかまど
はやばやと城の松芽も初夏なれば重たき髪をボブまで切って
9
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へし切
その花はワルツ流れて踊りだす白いカラーの立姿かな
8
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継海
水縹の矢車草の横に待つ 一年生の頬くすぐりて
8
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横井 信
雨やんだ立夏の里のしっとりと若葉のひかる柿の老木
8
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茶色
新品の傘と長靴外に出てはしゃぐ幼子卯の花腐し
4
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茶色
合羽着て雨降る中を自転車で行き交う学生吾と重なり
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ななかまど
立夏すぎ一雨ごとに季は進み木綿のティーシャツ肌に程よし
9
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笹舟
春の陽を遊び尽くした犬の毛に 絡む草葉の みどり眩しく
4
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継海
主待つ鈴生り青梅見つけたり 白き香の跡早や皐月空
7
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茂作
声はして春を惜しむかうぐいすの 涙やそそぐ朝のむら雨
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茶色
整然と苗を植えたる水田に吹く風さやか五月晴れかな
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茶色
古の宝物ずらりと並ぶさま時経ても尚輝きを増す
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