詠人不知のお気に入りの歌一覧
あき
こうやって父との距離は開くのだとわかりはじめた。寄方が、きえる。
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大獏
今日もまた君との距離が近過ぎて寡黙な背中にへのへのもへじ
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白亜
真白な画用紙いちまい 今日という色を選んで 絵筆よ、走れ
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七色コイン
もう一度歌重ねてく此の場所に、一度は堕ちた膝抱きながら。
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庭鳥
ハンドルの上を流れる君の手を見送りました。お気をつけてね
7
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光源氏
人しれず夢の浮橋渡らへばかかる旅寢の袖も濡れゆく
17
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薫智
雨宿りしている猫が軒先で丸くなってるつつきたくなる
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粕春大君
月に映ゆる柴の籬のあぢさゐの白きよひらに道も違へず
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三沢左右
太陽の下で身体を少しだけ空に浮かばせ飛ばす自転車
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でくのぼう
山里に恥ぢらふ娘子薄紅の彩に染まりし初戀の季
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ゆびきゅ
雨粒が花びらのスロープをすべり まろやかな線のダンスを踊る
27
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まるたまる
たはむれにマーガレットを植ゑてみる鉛色の空少し重さう
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青木健一
恋の夜体育館で何をする?体を揺らす以外のすべて
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庭鳥
雨垂れを数えて過ごす水曜日憎いくらいにリズミカルだな
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粕春大君
憂かりける世にふる雨に身を染めて末摘花はくれなゐに咲く
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光源氏
しどけなき戀のうれひを身に染めてひとへに君が夢を見るらむ
19
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山桃
葉桜にシャンパンの風はつ夏は今かはじけて天毀すらむ
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薫智
親父から酒が届いて窓際で盃二つ並べて飲んだ
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三沢左右
さ斑に墨染むペンのお指より心あくがれ流るる線
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日央
名も知らぬ道に咲きたる手弱女を吾が手に収め愛でし雨の夜
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