楓のお気に入りの歌一覧
南美帆
川沿いを手繋ぎ歩く昼下がり二時間後には母に戻ろう
65
もっと見る
へし切
日常の 変わらぬ暮らし 退屈と欠伸しつつも 幸せと知る
8
もっと見る
なな生
霧雨に金木犀が香るから夜に紛れて君をつれてく
12
もっと見る
恵
心からカサッと何か落ちましたあぁやっと私あなたを忘れられる
16
もっと見る
デラモルテ
株分けしモネの睡蓮地に根附き畫布を彩る倉敷の街
53
もっと見る
只野ハル
真実は記憶の中で変容し時に真逆になるものと知る
15
もっと見る
恣翁
夕映えに染まり 片膝立てし裸身を横たへ 君は余韻に漂ふ
19
もっと見る
紫草
口閉ざし夫は隣の部屋へ行くわかり合うこと投げ出すように
21
もっと見る
詠み人知らず
疲れたら脳みそ溶かし寝ればいいお腹へったら目が覚めるのよ
10
もっと見る
祐鈴
仕方ない 台風だもの 帰れないそんな恋愛、してみたかった
40
もっと見る
秦野駒子
あの人も彼もあなたも君さえも実は宇宙人おとこのひとは
1
もっと見る
紹益
初戀の 人の面影 君に見ゆ 實らぬ戀は 今も昔も
79
もっと見る
恣翁
人妻は 寝間着を開け 我が腕の付け根を 強く噛みにけるかな
17
もっと見る
リンダ
抱き上げて頬ずりするのは猫だけになって久しい吾子は二十五
14
もっと見る
只野ハル
目刺しやじゃこ飯が好きなだけでは大成しないが歯や骨に良い
3
もっと見る
小春まりか
どれほどの身長差かな背伸びしてキスができちゃうくらいがいいね
13
もっと見る
もなca
愛しさと同じ重さの寂しさを知ってうつむく夏の果てです
24
もっと見る
紫苑
震災はなかつたかにと呟けるメール届きぬ五輪決まりし日
13
もっと見る
只野ハル
送迎のバスを待ちつつ母親の白髪を梳き抜け毛を飛ばす
9
もっと見る
もなca
ふんわりとあたたかいものにふれたがる秋めく朝の冷えたつまさき
18
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[37]