まるたまるのお気に入りの歌一覧
芳立
日々秋の深まるほどはおぼえねど通りすがりの庭の柿かな
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芳立
みちならでいづこへ誘ふわが身より出づるほたるの光こそあれ
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芳立
人の子の望みといふかひさかたの空のいざなふ果てしない闇
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芳立
ありし夜の闇祓はれて新宿はわがなつかしき街とこそ見ね
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聴雨
天ざかる鄙ににほへる花みづき月なき夜に月を待ちぬる
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芳立
葉ざくらの風にわが袖はるながら夏をいざなふ媛の薄ぎぬ
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紫苑
通じてるからいいぢやんといふ夫よえいゑんにかくあると思ふな
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芳立
記念日を彼は覚えてゐるかとか俺に訊いても知らねえよ馬鹿
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芳立
摘まれては人をうるほす言の葉の青い狭山の丘でありたい
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芳立
うるほひの上目づかひに書いてある婚活中につき大奉仕
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芳立
ビニールにカレーを詰めてくさまくらゆふ餉にかへるアユタヤの宿
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聴雨
叶はぬと知れど俯き闇の夜にただありふれた一言を待つ
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芳立
蜜よりもあまい吐息で耳もとにささやいてくれ「悪いひと」つて
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芳立
立ち上げが重すぎるなら一昨日のバックアップは捨ててしまへよ
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芳立
ぼくはまだ彷徨つてゐる尾道の海のみえない社のあたり
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芳立
きぞの夜のかげりは知らず乙女らの脚のまぶしき街は梅雨晴れ
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芳立
かみしむる味の苦きはちちのみの父のみの知る涙なりけり
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紫苑
ふたよろづ重ぬるひとの縁もて我が道程にけふの日のあり
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紫苑
降り積もる雪の眠りよ髪ながきをみなに似たり兄のこひびと
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浅草大将
うつし世の流れに笑まふ花もあれ身はうき草の命なれども
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