こくんとのお気に入りの歌一覧
継海
秋雨や 濡れて歩めど遍路道 誰かが渡す白き手ぬぐひ
10
もっと見る
恣翁
仲の秋 月出づる庭明らかに 晩の静けく更くべかりけり
7
もっと見る
恣翁
暮れ滞む街に響ける鐘の音の 心細げに 何やら寒し
10
もっと見る
凌霄花
一のニの三 夏の名残りを 惜しむよに 薄むらさきに あさがお咲いて
11
もっと見る
へし切
宮城野の萩の古枝におく露の玉かと紛ふ秋の月かな
12
もっと見る
桜田 武
静かなる菜園を訪うトンボたちのどかな田舎に似合う風景
7
もっと見る
へし切
爺ちゃんと 孫はともかく息子まで呼ばれて 今は馴染む呼び名に
11
もっと見る
恣翁
烟りたる朝雨の 街を濡らし染む 秋好みなる侘びしき色に
9
もっと見る
凌霄花
五重の塔 無理にライトアップ しなくとも 茜に映える 姿そのままで
12
もっと見る
うすべに
ゆく夏を惜しむ花散る むらさきの山の小径に秋の虫鳴く
7
もっと見る
うすべに
すすきの穂 つぎの十五夜待ちかねて出てみたものの暑い夕焼け
10
もっと見る
へし切
露草の可憐な花が咲き初めて野辺に小さな秋を見つけり
11
もっと見る
恣翁
透き通る空気は乾き 残暑去る庭の影こそ 夏ゆ伸びけれ
7
もっと見る
恣翁
線香を絶やさぬやうに 通夜の番 宵からの雨ふり止まざりき
10
もっと見る
へし切
バーガーもお月見などとお気楽にちょっと手の出ぬ年金暮らし
11
もっと見る
夢花火
七数え もういいかいな まだあかん 紅葉照る秋 秋刀魚が香る
5
もっと見る
茂作
蝉の聲疾うに聞かねど恨みつる秋とは云へぬ今日の暑さは
13
もっと見る
横井 信
夏果ててひと雨来れば涼しげに稲穂の揺れる朝のあぜ道
10
もっと見る
横井 信
ひさびさの雨の気配のする夜道いよいよ夏の果ての近づく
10
もっと見る
へし切
秋さりて朝に白く咲き艶ふ夕べひそかに芙蓉を剪りぬ
11
もっと見る
1
|
2
>>