千紘のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
鍋底の米粒一つ残さずにすくえば帰る母の尊さ
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たんぽぽすずめ。
よっこらせっ重き荷を抱き階段で転んだけれど思うたんぽぽ
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まぽりん
夢うつつゆるびまどろむ猫の子のにこ毛にひらり笑まふ花びら
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桜園
我の撮りし写真に歌を添えまして個展開くが夢なのです
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たんぽぽすずめ。
花束をついばみ集め抱いて笑む氷の上の真央は白鳥
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浅草大将
とんがればすぐ折れちまう鉛筆のしんどいだけだぜ硬派人生
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たんぽぽすずめ。
前妻と子供降ろして助手席に母の影乗せ無くす寂しさ
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東娘
水のなかは光と影がゆれていて胸びれにきみの声はとどかない
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たんぽぽすずめ。
ナナちゃんの家族を変えるストレスは我の命を懸けて飛ばそう
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聴雨
千万の星に想ひのある如く瞬けるもの消え落つるもの
10
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薫智
壊れてた訳じゃないけど憧れた黒いラジオと過ごす思春期
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さる
遠き友真心こめて送り越しシシャモを焼きて焼酎飲めり
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詠み人知らず
光うけ真っ赤に色づきしもみじ葉の光と影を写真にえがく
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聴雨
ひと言の重みに今宵堪えかねて闇の淵にぞ身を沈めたし
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薫智
「おめでとう」言われる前に「ありがとう」この世に生きる感謝をする日
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たんぽぽすずめ。
我が家では電波が悪く星の降る橋に来て詠むうたのわの熱
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浅草大将
未練なき職にしあれば契約の打ち切り聞きて心うごかず
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浅草大将
願はくば吾子にしもあれ蝋燭を愛する人と灯すその日よ
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ほたる
わずか三日で逝ってしまった吾子の顔天使と思える愛らしさのまま
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悠々
冬ざれに吉野櫻を見せばやと文くるるひと冬ざれのひと
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