澪子のお気に入りの歌一覧
兎桃
足引の山の細道下り来れば泡立草の青空に映ゆ
6
もっと見る
横井 信
秋雨のそっと降り止む朝風にしずかに混じる色づく落ち葉
10
もっと見る
天野まどか
ぶらさがる照る照る坊主の笑い顔首を切られる定め知らずに
1
もっと見る
へし切
秋の日の色なき風は 君の声 時に悲しい 時にやさしい
13
もっと見る
ななかまど
寂し夜は樹々の枝先ふるわせて鳴く北風をたぐりつつ聴く
13
もっと見る
滝川昌之
主無き蜘蛛の巣雨に洗われて誰を待つやら朝陽にキラリ
13
もっと見る
痴光山
朝の庭そこはかとなき香は粟粒の つぼみ揃へる金木犀ぞ
6
もっと見る
へし切
秋風にコスモス揺れて 野の原に遊ぶ元気な幼子の声
14
もっと見る
舞
ビル隅に一輪のみの残る花見る者なくも俺は散らぬと
5
もっと見る
松本直哉
つり革にとどく背丈となりし子の腋窩の白く夏さりにけり
7
もっと見る
ななかまど
物干しの白きタオルに赤トンボ秋の短日はやも暮れおり
13
もっと見る
滝川昌之
枯れぎわの芒が群雲呼ぶように上弦の月を隠す晩秋
17
もっと見る
音蔵 雅秀
淋しさに心凍てつき身をこごめ 泣くこと知らずただ耐える子よ
2
もっと見る
音蔵 雅秀
CMで 凄さ強調 試しても さほどでは無し 誇大宣伝
4
もっと見る
恣翁
左右から行く手を鎖す花芒 雨を凌ぎて 虫の音高し
12
もっと見る
横井 信
長袖のシャツを手に取り外を見る雨降る朝の服装選び
12
もっと見る
へし切
秋の野の茂みのなかに隠れつつ揺れて顔出すみづひきの花
10
もっと見る
へし切
なでしこの花一輪でなごむ部屋 淡いピンクはしあわせの色
11
もっと見る
茂作
花惜しむ心もいまだ冷めやらで 紅葉始まるけふの朝寒
15
もっと見る
独独静
手を取りて 歩く世の中 眺めては寂しさだけの 秋の夕暮れ
3
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[39]