継海のお気に入りの歌一覧
ななかまど
流れゆく車窓の景をまなうらに追えばいつしか海ひらけおり
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へし切
秋ちかう野はなりにけり 季節はまだ夏は残れど 涼む朝夕
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凌霄花
老いの身に 季節重ねて 問うならば 応えて晩秋 ゆえにうら寂し
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中康
山行きを やめるやめない 秋ゆえに睨んで眺む 天気予報図
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桜田 武
静かなる菜園を訪うトンボたちのどかな田舎に似合う風景
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舞
野の花も花壇の花も美しと思わせて咲く雪待ちの花
4
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びわ
秋晴れで良い吸気吸い床の間の観音像が微笑んでいる
3
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茂作
ほのかにも庭の柿の實色附きぬ主人まもなく退院と聞く
8
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横井 信
出張の移動の度に溜まってくひとりの夜に書く報告書
6
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泥丸
くれないに 染めゆく君は ちはやふる 神の社に くぐりけぬかな
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兎桃
ルーアンのジャンヌ・ダルクの果つる地でショコラショ飲みて体暖む
4
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痴光山
見渡せば川浚へ成り中州、鷺 失せたる水面へひとり秋雨
6
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ななかまど
それぞれに小さき宇宙に漂いて電車の席にスマホ抱きつつ
9
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ながさき
ネオニコの 農薬の害 知りながら 規制できない 政治家の悪
7
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へし切
爺ちゃんと 孫はともかく息子まで呼ばれて 今は馴染む呼び名に
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茂作
かなしみは君が語つた其宵の佛蘭西ポエムの調べより來し
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舞
惚れてなを別れた君へ一度だけ逢いて語らん旅の終わりに
6
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中康
彼岸過ぎ 離れて遠き 墓ゆえに千の風歌 言い訳にする
4
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凌霄花
一のニの三 夏の名残りを 惜しむよに 薄むらさきに あさがお咲いて
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びわ
引っ越しが妻の手順で順調に祈祷を済ませ転居するのみ
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