敦希のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
絵心も詩心もある貴方から景色のような歌が流れる
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ななかまど
移ろいは萌葱色から始まりて秋の黄色は最後の輝き
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へし切
霜月の中頃なれば冬らしく庭のつはぶき花咲きにけり
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舞
畏れつつ冬を迎える何時からか春くる日まで日々を数えて
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横井 信
稲刈りの終えた田んぼにサーカスのそっと広がるテントの明かり
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灰色猫
清らなる水を与ふる立ち枯れき冬の眠りの蓮を身籠る
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滝川昌之
露天にはのぼせたような楓の葉そろそろ上がれと紅つまみ出す
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ななかまど
赤と黄の筵を敷いて霜月に涙して立つ紅葉と銀杏
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うさぎのみみ
豆粒の 超音波画像に 現れし未来よ 心に虹を結びて
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滝川昌之
隠してもバレているよね右左尻尾フリフリ I Love You さ
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痴光山
相聞と自然の詠ぞ短歌の本 視力老ゆれば季に浸れず
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ななかまど
喜多方の蔵の間ゆ射し漏れる霜月の陽の弱く彷徨う
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彫出 画
老夫婦 梅干しふたつと皺の笑み むかし話と白米のゆげ
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茂作
をさなごの少し仕草のおとなびて 夫婦遊びを止めし頃かな
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へし切
今日もまた孤食のなかに日は暮れてなどか恋ひしい君の温もり
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滝川昌之
冷凍の蜜柑とお茶と弁当とワクワクを抱き乗る夏列車
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滝川昌之
つまらない深夜テレビを消して観る静寂の中ストーブの灯を
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ななかまど
葉を落とし互いの姿を見つめあう雪ふるまでの山毛欅の仙人
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KEN
猛り嗄る声潤すはむかしとぞ杉の間幽か城の井の水音
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へし切
人はみな柵のなかに生きている 情けにすがり 情けにながされ
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