大河千紋のお気に入りの歌一覧
光源氏
大原の風の寒きに耐へかねてはかなく消ゆる菊の白露
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紫苑
心にもなきつよがりを言ひおいて別れ来し夜になみだをゆるす
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光源氏
戀ひ死なば誰によそほふ藤衣信太ゆづりはの鏡を掛けて
8
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光源氏
うつせみの人の心も知らずして雲居のよそに隱るゆふぐれ
18
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光源氏
春は憂し春はうらめしあぢきなく人思ふゆゑに人の戀しき
11
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光源氏
さみだれになりぬる愁へたへしのび今朝散る花をながむ御心
9
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光源氏
十六夜の月はかすかに消え果つるすゑつむ花を袖に触れなば
15
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悠々
知つてるか? 文豪ゲーテの臨終に十六才のロッテがゐたこと
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紫苑
亡き魂を偲んであはし灯籠の火影は海へ遠ざかりゆく
11
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粕春大君
みちのくのなゐゆるはてのふるさとはかくもはかなきいろたらむとは
23
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林ユキ
花椿ほとり落ちればありふれた夢の終はりのやうな静けさ
27
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猿ノ丞狂介
風吹けば落つるもみぢ葉海行かば散りし影さへ底に見えつつ
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悠々
うたかたの戀こそよけれ朝(あした)には消へて跡なき雪こそよけれ
33
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光源氏
ゆるらかに思ひたわむる帶とけに情けの末の奧の白露
14
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加祢
梅の花香のなかりせばもの思ふこともあらずに過ぎにしものを
23
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聴雨
不器用な一語一語を追ふ如くこころ降り敷く終のもみぢ葉
12
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たんぽぽすずめ。
優しさと強さを持って生きてれば君を失う雨は無かった
24
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とも
胃が痛い 尖った自分を飲み込んで誰かを傷つけなくて良かった
19
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詠み人知らず
古詩集十ページ目からこぼれ出す数年前の紅葉が独り
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8月24日生まれ
デタラメを追い掛け回し日が暮れる 虚構のような現実世界
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