れもん24のお気に入りの歌一覧
なりあきら
道端で 香り感じる 梅の花何処に咲いたか 知らないけれど
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舞
雪明かり影もほのかに雪だるま造る子どもら夢の中
6
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横井 信
読みかけた本の行方を探してるすこし寝坊の月曜の朝
9
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茂作
梅の木にすまし顏なる尉鶲 暫し待てども初音欺く
18
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夏深
偽りもなしに広がる青空を信じられると冬日の街で
11
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ひげじぃ
軒先の細き垂氷の切っ先を仄かに灯すさ弱日傾ぐ
9
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へし切
衣更着と言い得て妙の寒さかな 春は近きに 重ね着の朝
16
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波端
靜謐の守手なれば水仙は古道に添ひて森は闃たり
7
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こむぎ
冬の気は吸ふに吸はれぬわがやどは水底なればうへのきらめく
3
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こむぎ
枯れ枝にめじろ來たりてさへづればはやくも一葉出にけるかな
4
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こむぎ
吹き吹けど散らす木の葉は既に果てつれなき風も寂しかるらん
6
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KEN
儚さと 冷たさ寒さ ひとしめて 枯れ野を染めぬ 雪 白肌に
11
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舞
こんこんとしんしんと降る雪の夜は妻と籠りて昔語りす
8
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夏深
空を超えほんのわずかな魔法を飛ばせたならば君ほころぶや
5
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灰色猫
見返りのない愛ばかり望むのに天秤ばかり気にするぼくら
13
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横井 信
枯れ枝に痩せたメジロかショウビタキ春待つ駅の小さな仲間
8
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茂作
つくづくと嫌になるかな父に似て 妻に素直になれないところ
15
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うすべに
ほのめいた梅を探してさまよえば 土塀の上からのぞく蝋梅
7
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Proverbe
白刃を踏み熱鉄を飮むとかや げに恐ろしや 虎口龍穴
15
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ひげじぃ
位牌抱き老母はひとり逃げしとう 避難所隅にパンを握りて
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