ぜんまい時計のお気に入りの歌一覧
舞
雨ごとに色移りゆく山の端にものこそ思う秋の夕暮れ
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茂作
やはらかき千日紅のくれないの色いまだある秋の夕暮れ
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うすべに
散りそめる葉桜をうつ夜半の雨 ふかまる秋の虫だまらせる
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澪子
来ぬ君を一人ベンチに待つ夕べ秋色に咲く花時計前
8
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痴光山
広畑のさき薄霞にぬつと顕つ 雪待つ黒き中秋の冨士
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凌霄花
唐突に けんか烏の けたたまし さぁさ仲良く どんぐり召し上がれ
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へし切
すべからく悪手ひとつが命とり憂き世のことも囲碁も陣取り
6
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ななかまど
ありふれた言葉にすこし救われて「いざいざすこし欠伸などせむ」
8
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舞
子どもらの展示会の絵色々に声も聞こえてひと時癒され
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恣翁
仲の秋 月出づる庭明らかに 晩の静けく更くべかりけり
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茂作
曼珠沙華紅とばかりに咲きいでて見しや見ぬ間に枯れそめにけり
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うすべに
斜陽射す鎌研ぐひとの広い背に とまるとんぼの遠いまぼろし
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痴光山
秋深く畑脇照りてり赤ぐろき やまごばうの実は野鳥誘ひぬ
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澪子
路地裏に紅く咲きたる山茶花の花びら散らし吹ける朔風
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ななかまど
包みおく古都のぬくもり生八ツ橋ほのと甘めく粒あんの艶
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舞
写真には若い二人が笑みをしてダンジョン向かう冒険者かと
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茂作
みづうみのホテルのとばり燈ともしぬ哀しみばかり目覺まさむとて
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恣翁
子供らの駆け回りたる芝の色 秋深めれば 褪めにけらしも
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うすべに
まれびとの足音と聞くふいの風 森の葉擦れに残るさざなみ
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痴光山
秋の野に背高泡立ち草の照りたるも 紋白はコセンダン草の小花へ
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