艸介のお気に入りの歌一覧
へし切
僕たちにその日は何を教ふるや 六日、九日また十五日
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煙 亜月
「団欒」も「笑窪」も書けます「さよなら」が書けたらあたししあわせですので
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煙 亜月
開け方も壊し方も忘れられラムネは平成六年を待つ
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煙 亜月
あきらめた愛の数だけこの胸に薔薇を彫るので盗んでください
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横井 信
連休に読みたい本を積み上げて吹き込む風を浴びて寝転ぶ
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凌霄花
見つけたり 少し哀しい 八十路坂 できなくなること 日々増えていく
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Chico
「 がまんゴトン 」「 がまんゴトン 」となぐさもる電車で帰るわれら下請け
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びわ
明けた窓涼しい風がそよそよと吾身を癒しそっと秋を告げおり
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茂作
墓仕舞ひする土地もあり夏草の末に殘れる蝉の拔け殼
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舞
みじか夜をひと時映し打ち上げの花火の消えて残る三日月
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秋日好
いつとせの不在を過ぐる独り家にパジャマは彼のよれたティーシャツ
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Chico
精霊馬 もはや匠の技となる お尻をちょいと右に振る茄子!
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Chico
ゆく春や 母のレシピを紐解けば 背伸びする娘がたてるメレンゲ
4
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Chico
咲ききつて 薔薇の容を超えけるも まだ殘しきしその殘酷美
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Chico
カタカタと倒れ掛かりき ドミノ牌 夢みしままにエンドポイント
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Chico
咲ききつて 摘まむとすればそこになほ 訴へかける命ありけり
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びわ
もう秋と盛んに蝉の鳴き声がしかし実際暑い日続き
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舞
荷を背負い蟻一匹は青空を見上げもせずに地を歩み行く
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茂作
淺漬けの茄子の一夜のこむらさき食めば涼しき秋の立つころ
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凌霄花
朝まだき はるか鬼ノ城 淡墨の 簾巻き上げ 朝餉のしたく
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