艸介のお気に入りの歌一覧
継海
一面の青き空にもひつじ雲染めて夕焼け出づる星雲
8
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茂作
刈り捨てし大葉の枝の香に匂ふ 秋の畑に鍬入れるころ
10
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兎桃
ストーブの小薪作るに斧振れば百舌の応えて遠くに鳴けり
8
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横井 信
収穫を終えた野菜のカゴ抱え畑の隅で陽だまりに立つ
12
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うすべに
金色のつめたい風に冬支度 すすきの原に野紺菊咲く
7
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夕夏
うたねたがつきてひょうげんかえればとおもえどごいのすくなさになく
4
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沙久
死はいつも私の側にいるだから触れてみようか死神の鎌
28
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硝子
御仏の御前に明日をふりかえるさだめ背負いしわれら人の子
5
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恵雪
いにしへの写経の労苦如何ほどと几帳面なる筆の運びに
11
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泥丸
めづらしき こともありけり 冬立てど 富士の高嶺の 雪は未だか
2
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痴光山
絶え間なく季運び往く荒川の 黒めき澄みて立冬告げり
6
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海野 冬雪
らくじつや かたろうともよ たきびはぜ うちゅうのどこか ちきゅうのみらい
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滝川昌之
老いという木枯らし浴びて葉を落とし次世代の肥やし役に立つなら
14
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へし切
限りある命はいつか尽きるとも生きた証の跡は消えない
11
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滝川昌之
イヤホンを付けなくたって鳴っている若き日のサビ オールディーズの
15
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茂作
下總の空のみ中にただよえる 白雲目指し玉葱は生ひ立つ
10
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松本直哉
管弦のとよもすホール脱けだせばしんとしづもる明きフォアイエ
3
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松本直哉
別れきて秋の夜長をなきとほす虫の息にもなりにけるかな
2
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松本直哉
ブレーキのきかぬくるまかすこしづつあなたの方にかたむくこころ
5
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松本直哉
みつからぬ出口さがしてくらやみをさまよふ夢のめざめかなしも
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