艸介のお気に入りの歌一覧
うすべに
梅ひらく南都に春をつれてくる 雪のかわりに火の粉ふる夜
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恣翁
山里を昔のままに封ずがに 夕靄淡く立ち籠むるかも
9
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緑川夜枝
この恋に傷つかぬよう祈るより 泣きながら君の手を握りたい
5
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茂作
意地をはるうまごを見れば何よりも 可笑しとおもふ我に似たれば
13
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千映
樹を低くしている住人低くなる歳重ねるとなぜかどんどん
6
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仙人の弟子
霞たち雲間に残る青空に待ち切れぬのか夕暮れの月
7
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ななかまど
雪溶けの春待つこころの片すみに名残惜しいと思う三月
13
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中康
春過ぎて 夏が来たかと テイシャツを横目で見やる 我ヒートシャツ
6
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ひよどりよりこ
枕元おしよせる水ひたひたと波打ち際で跳ねる悪夢ら
3
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へし切
爺ちゃんはお骨になって可哀そう幼き孫が死を見つめたる日
10
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Aquarius
確か今しなきゃならないことがある思い出せればやる気も失せる
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横井 信
春の陽の温もり感じ駅までのぬかるむ道をゆっくり歩く
9
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敦希
弥生とは煙る景色と温み風 現の春はちょっと憂うつ
6
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茂作
新川の河津櫻は散りにけり 彼岸參りを急ぎ來たれど
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Aquarius
ミュートして尚大声で叫んでるテレビ画面に耳を塞いだ
3
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舞
憧れて出でゆく我の魂の身も愛でて鎮めよ濡烏珠の夢
10
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横井 信
耕した畑をそっと湿らせてひと雨ごとに春は近づく
10
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白雨
花開く梅を日ごとに見上げれば散るを惜しみし日が増えにけり
3
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たく
身を任せ 葉は流れゆく 留まらず こうありたいと せせらぎ見やる
5
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秋日好
筆舌に尽くせぬ想い抱えつつ語るも秘すも彼の女の香
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