こうはのお気に入りの歌一覧
もみじ☆彡
露のせて 色咲き匂う 秋の末 木枯らし招く 白菊の花
24
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ななかまど
迎え火がほんのり灯るやさしさで父母を待つ初めての盆
62
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ケンイチ
みそひとの限りなきかな彼の春の詠み人知らずの恋につらなり
12
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ケンイチ
さざ波にゆるやかに浚はるるごと憂きに侵され漫ろ雨ふる
8
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滝川昌之
石垣の石間に咲いたノアザミの永き重みににじみ出す蒼
16
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KEN
天驅ける 雲は駿馬と なりにけり 濁らぬ蒼を 朝に殘して
10
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滝川昌之
千もない数羽だけだが祈り折る鶴に吹き込む君へのエール
16
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横井 信
再開のときは近づく昨晩の雨にうたれてうつむくツツジ
11
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滝川昌之
青銅の屋根と競えば境内の木々の若芽に初夏の煌めき
15
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芳立
なつかれていつと知られぬたちあふひこむらさきなる君を待つらむ
74
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万陽
線香の煙が黄泉へと届くなば伝えてほしい感謝の気持ち
2
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遊粋
きみが昨日 泣いた場所で 今日ぼくが 泣いているのが 不思議な感じ
3
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遊粋
學び舎に 學びに來るも 惡友と 遊びて今日も 日は暮れてゆく
2
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目薬
燃え盡きて灰になりてもまだ殘る消えることなど思ひもつかぬ
14
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青き銀椀
ぬくもりを伝へ終へれば萎るるがごとくに咲きし花水木なりき
13
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青き銀椀
せつなさの薄らぐたびに人の歌読みてなほ欲しあくがるるまで
22
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ななかまど
われ待ちて小さく飛びたる鶺鴒のメトロノームのごとく長き尾
14
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ななかまど
たかだかと空の青さを告知する春の雲雀が点になりゆく
14
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滝川昌之
神様に「お帰りなさい」と境内の陽だまり猫も安堵している
36
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青き銀椀
風吹くも夕陽差してもこんこんとハナミズキ咲きゆく時のあり
9
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