銀のお気に入りの歌一覧
紫苑
クリスマスカクタスのはや綻びぬ一年を経る熾の羞しき
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芳立
改札で別れたあともマフラーは聞いてゐるのか君の吐息を
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薫智
わかってる僕はいい人止まりだとそしてどうでもいいってことも
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逢
「さよなら」とえんぴつで書く こすったらかすれてしまう悲しみがいい
43
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逢
「負けないでほしい」と言われ あいこでもいいと気づいた君のやさしさ
20
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さる
わがなかに棲む鬼ゆへに追ひ出せぬともに生きたしいついつまでも
20
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栞
生きるとは清く正しく美しいだけではないと思い知ること
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ろ
マフラーに鼻をうずめて星を指す オリオン座しか知らないくせに
14
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色即是空
席を立ち どうぞいえいえ 席讓り 笑ふ顏見て 祖母思ふ冬
8
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まるたまる
些細なる夫の言葉に傷ついて洗濯機前指定席で泣く
68
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安奈
をんなのこ、と云ふ生き物になりたくて一人泣ゐてる十九の夜
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安奈
君がいるだけで強くなれるなら誰も筋トレなんかしていない
10
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安奈
よれよれの半券と共にかばんから焼け付く日差しと夏の思い出
8
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薫智
誰だって気を張ってたら疲れるよ甘えたいなら甘えていいよ
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薫智
孤独とはひとりで過ごすことでなく生かされてると忘れてる時
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とつか祐貴
振り向けば笑顔でいないといけないし携帯電話の電源を切る
10
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野比益多
たましいというには少しやわらかいふしぎを浮かべ夜の人々
4
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薫智
花でさえ互い違いに葉が繁り花を咲かせて和して生きてる
28
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薫智
混沌の世界を生きてもがいてる僕の魂彷徨っている
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まき
「あのさ今、鬼がひとりで泣いててさ、そいつと肩を組んで帰るわ」
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